Money Forward Developers Blog

株式会社マネーフォワード公式開発者向けブログです。技術や開発手法、イベント登壇などを発信します。サービスに関するご質問は、各サービス窓口までご連絡ください。

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金融機関様向けのPFMサービス 第一弾リリース!

<この記事は「 Money Forward Advent Calendar 2015 」の4日目の記事です>

こんにちは。

都内に住んでいると車が無くても生きていけますよね。 しばらく運転する機会が無かったのですが、この度10年ぶりに運転しました。新婚旅行で! そんなこんなで、同僚の皆様に色々心配されつつ、なんとか無事に生還した浅野です。

今後は乗らない期間が空かないように、ちょくちょく車に乗ってこうかなと考えてます。 最近カーシェアを使ってみましたが、手軽に借りれて都内に住んでる人にはすごくオススメです。

さて、今回は先月末にリリースしました『マネーフォワード for 住信SBIネット銀行』について書こうと思います。

『マネーフォワード for 住信SBIネット銀行』とは

マネーフォワード for 住信SBIネット銀行

本サービスは、当社が提供する自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』をベースに、住信SBIネット銀行の利用者用の機能を拡充した自動家計簿・資産管理サービスです。住信SBIネット銀行の口座での入出金残高確認はもちろん、住信SBIネット銀行以外の口座での入出金・残高情報の一括管理が可能で、より一層便利な資産管理を実現いたします。 住信SBIネット銀行のお客様に向けた 『マネーフォワード for 住信SBIネット銀行』の提供開始(2015年11月27日)より引用

本サービスは、2015年8月に発表した住信SBIネット銀行との業務提携による取り組みの一環となっており、当社が最近展開を始めた金融機関向けPFMサービスの第一弾となります。

「銀行向けにPFMのOEMサービスを始めたんですか」と聞かれる事が多いのですが、実際はOEMではなく、マネーフォワードの世界観を専用領域に切り出した上で当社が提供・運用するサービスとなっています。  

なぜマネーフォワードが金融機関向けPFMサービスをやるのか

海外事例

当社のFintech研究所長の瀧が今年の8月に講演した資料にもあるように、海外ではMX.comというベンダー系ベンチャーが銀行向けにPFMサービスを提供しており、既に数百社の導入実績があります。

この事例からわかるように、PFMを顧客に提供することで顧客との新たな接点を持つというFintech戦略をとる銀行が増えてきています。

マネーフォワードの事例

本サービスのビジネスモデルは銀行へのOEMではないという点がMX.comとは異なりますが、それ以外のユーザー体験はほぼ同じものとなります。 自分が信頼しているメインバンクからお勧めされる便利なPFMサービスだからこそ、それを利用したいというユーザーは国内にも多くいるはずで、その需要を満たすために本サービスの提供を開始しました。

当社は自社サービスとしてもPFMを提供している為、OEMとして提供してしまうと競合となるサービスを自ら生み出してしまうことになります。 あくまでも当社が提供するサービスとすることで、ユーザーが『マネーフォワード』と『マネーフォワード for 住信SBIネット銀行』のどちらを使っても社内的な戦略の矛盾が起きないようにしています。

銀行APIで繋がった先の世界(予定)

住信SBIネット銀行提供の接続APIを用いた、『マネーフォワード』及び『マネーフォワード for 住信SBIネット銀行』との公式連携。世界的に見ても先進的な取り組み マネーフォワード、住信SBIネット銀行および静岡銀行との業務提携契約を締結(2015年8月25日)より引用

上記のプレスリリースでも触れていますが、本サービスは住信SBIネット銀行が提供するAPIとの公式接続を予定しています。

銀行のサーバーとAPIで繋がった後、本サービスから更に新たな別のサービスにAPIで繋がるようになると、PFMを中心とした新たなプラットフォームを作る事が出来るようになり、より利便性を追求した高いユーザー体験を提供出来るようになります。

この世界まで辿り着く事ができれば、まさにFintechらしいユーザーサイドに立ったサービスが続々と生まれてくるのではないかと期待しています。  

今後の展開

当社が目指している世界観として、『すべての人のお金の不安をなくす』というテーマがあります。

マネーフォワードというサービスをあらゆる人に使ってもらいたいと思っている為、今後も継続的に金融機関の方々とパートナーシップを締結し、より簡単にお金の悩みを解決できる最高のファイナンスサービスの提供を目指していきます。  

最後に

マネーフォワードでは、金融業界にイノベーションを起こしたいエンジニアを募集しています! みなさまのご応募お待ちしております!

【採用サイト】 ■『マネーフォワード採用サイト』 https://recruit.moneyforward.com/『Wantedly』 https://www.wantedly.com/companies/moneyforward

【公開カレンダー】 ■マネーフォワード公開カレンダー

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