こんにちは。
Androidエンジニアの@syarihuです。
突然ですが、あなたのアプリでは削除された機能のリソースや過去のキャンペーンなどで使ったリソースをきちんと削除していますか?
クラスは消したけれどレイアウトや文字列リソース、画像リソースなどをそのままにしていませんか?
私が開発を担当しているAndroidアプリではそういった過去の機能で使われていた未使用のリソースがたくさん残っていました。
文字列リソースなどは残していても大きな影響はありませんが、特に画像リソースは不要なものが積み重なるとapkのサイズが数MBレベルで変わってきてしまうため、消しておくに越したことはありません。
しかし、不要なリソースをすべて特定するのはなかなか大変ですし、一気に消すのは怖いですよね。
そこで今回は@konifarさんが開発されているgradle-unused-resources-remover-pluginを利用して未使用リソースを一括削除する方法を紹介します。
gradle-unused-resources-remover-pluginとは
gradle-unused-resources-remover-pluginは、gradleコマンドを実行するだけで簡単に未使用リソースを削除できるGradleプラグインです。
除外ファイルを設定することができるため、Android Studioの機能にある「Remove unused resources…」よりもより柔軟に未使用リソースの削除を行うことができ、意図しないリソースの削除を防ぐことができます。