新卒エンジニアと話した「制度」と「役職」の捉え方

はじめに

こんにちは。
マネーフォワードでVPoEをやらせていただいている渋谷といいます。

マネーフォワードでは2020年の新卒エンジニアの入社に合わせてマネジメントメンター制度を導入しました。
上長やメンターとの1on1とは別に、CTO/CISO/VPoEsといった面々が新卒エンジニアの方々と月次で1on1を実施しています。

コロナ禍でのリモート勤務でもスムーズに就業開始できるようにサポートする意味もありましたが、雑談からキャリア相談や悩み相談まで、様々な話をさせてもらっています。

その中で、『そういえばこの話題、他の人にも伝えたなー』と思うような、共通で新卒エンジニアに伝えている事があり、『自分が1on1担当じゃない新卒にもどうやったら伝わるかな』と思ったときに、『いっそ社外向けに書いちゃえば、どうせ社内の人も読んでくれるんじゃ』という めんどくさがり 効率的なやり方を思いついたので書いてみてます。

 

「制度を守ることと同じぐらい、制度を変えることを考えてほしい」

多くの人が気持ちよく働くために、制度を守ることはすごく大事です。
一方で、それと同じぐらい「制度が適切か」を考える習慣も大事だな、と思っています。
※ ここでは 制度 という言葉を使いましたが、 運用ルール なども同様に思っています。

マネーフォワードはおかげさまでエンジニアが200人を超える規模にまで拡大しました。
一方で、創業してまだ8年のベンチャー企業でもあります。
ほんの少し前までは、エンジニアの数も桁一つ少ない状況でした。

ユーザの規模に応じて適切なアーキテクチャが変わっていくように、組織の規模に応じて適切な制度は変わるものだと思います。
また、コロナ禍の状況もあり、エンジニアの就業環境も大きく変化しています。
今ある制度は、この状況においても適切なのか、を常に考え、制度自体も改善し続ける会社でありたいと思っているため、新卒エンジニアの方々にもよくその事を伝えています。

長く働くとそれが当たり前になってしまうので、新しいメンバーのほうが現状とのギャップに気づきやすいですし、それを指摘できるフラットな組織が望ましいと考えてます。

また、このように 前提条件に疑問を持つ 習慣は本人にとってもメリットがあると考えています。

一見最適には思えない制度であっても、 属人性が高い運用であり、明確に制度として整理することで形式知化したい だったり 監査上必要な証跡を意識せずに残せるフローにしておきたい であったりと、制度を作ることで解決したい課題がある場合があります。

このように、別の視点を知ることや、別の観点から物事を考える習慣は、プロダクト開発においてもとても大事で、ある仕様が 特定のユーザだけを向いてないか他の画面との整合性は取れているかデザイナー・CS視点ではどうか といった事を考える手助けになると思っています。

 

「役職は役割と捉えてほしい」

1on1ではよく「役職はあくまで役割なので、上下関係だと思わないでいいよ」とか、「この領域は絶対私(渋谷)よりooさんの方が正しい意思決定ができるから思ったこと言っていいよ」というような趣旨を伝えています。

たとえ入社間もない新卒のエンジニアであっても、その人がコミットしているプロダクトやプロジェクトについての正しい意思決定は、自分よりその人のほうが正しくできると思っています。
なので、もし上司と意見が相違しても「上司が言うなら正しいのか」と受け入れるばかりではなく、しっかり思っていることを伝えて議論してほしいです。
※ もちろん、その意思決定に権限や責任が必要であれば行いますが、上下関係だとは思わないでもらえたらうれしいです。

「評価をする側とされる側なので、どう考えても上下関係だ」という意見もそのとおりだとは思うのですが、個人的には 役職は、組織課題を解決するミッションを持ってる人に有効なツールを付与する仕組み ぐらいに思っていて、その人が使えるツールの1つとして、 任された組織のアウトプット最大化のために、個々のメンバーにたいして期待値を伝えることと、その期待値とセットとなる評価がある と思ってます。

あまり組織図に画一的にしばられずに評価できる仕組みのほうが良いな、とも思っていますし、実際マネーフォワードでは直属の上長以外でも評価に関わって貰う場合があります。
例えば、「直属の上長は同じ職種の人だが、プロダクトにコミットしたい思いが強いので、評価にはプロダクトオーナーにも入ってほしい」といった場合には、人事相談をしてそのような評価体制にすることもあります。

学生時代には1学年の差に大きな差がある場合もあったかもしれませんが、会社では、役職・経歴・年齢はその人の特徴ではあるけど上下関係ではない、と意識してもらえたら嬉しいです。

あと、意外と見逃せない問題として、「役職が付けばつくほど誰もご飯に誘ってくれなくなる問題」という問題が有り、弊社の辻も「社長室飲み会に、社長の自分が呼ばれなくなった」と嘆いておりました。
なので自分も、新卒の方との1on1では、「寂しいので、是非上下関係だなんて思わないで、 コミットしているミッションが違うだけの仲間 ぐらいに思って気軽に話しかけたりランチに誘ってもらえると嬉しい」と伝えています。
この記事を読んでくださっている方も、是非上司を気軽にランチにさそっていただけると上司も喜ぶと思います(早くコロナおさまってほしい

 

終わりに

新卒の方との1on1は、自分も刺激をもらうことが多くて楽しい時間です。

マネーフォワードでは新卒採用も行っていますので、興味を持っていただけたら嬉しいです。
21卒:https://hrmos.co/pages/moneyforward/jobs/00002103dev
22卒:https://hrmos.co/pages/moneyforward/jobs/0004039dev01
22卒エキスパート:https://hrmos.co/pages/moneyforward/jobs/0004050

インターンもやってるよ。
https://hrmos.co/pages/moneyforward/jobs/0004042

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