マネーフォワードCTOが考えていること(2021年3月)

こんにちは。
マネーフォワード CTOの中出(なかで)です。

CTOの私が、普段「なにを感じて、どんなことを考えているか」について、四半期に一回社内へ共有している内容を一部編集し、エンジニアブログに公開したいと思います。

前回はこちら:マネーフォワードCTOが考えていること(2020年9月)

 

目次

  • エンジニア採用と働きやすい環境づくりについて
  • スマートデバイス推進グループの発足と技術顧問の就任について
  • Golangもっと進めます

 

エンジニア採用と働きやすい環境づくりについて

1.グローバルエンジニア

21年入社の新卒エンジニアは外国籍メンバーが大幅に増え、ベトナム、インド、台湾、中国、マレーシア、インドネシア、タイなど、多様な国と地域からの採用が実現しています。海外新卒採用は日本語能力を必ずしも重視しない方針にシフトし始めているため、優秀なエンジニアを採用できるチャンスが大きく広がっています。これまではベトナム出身者が大部分でしたが、今後はインドを中心に他の国の出身者の割合も拡大することを想定しています。

英語で仕事するグローバルエンジニアの割合が増える事を見越して、中途・新卒問わずに英語で十分なコミュニケーションが取れる日本人エンジニアの割合も増やす必要があると考えています。また、仕事で英語を使ったコミュニケーションを求められる日本人エンジニアに対しては、英語トレーニングのサポートも検討していきます。

2.女性エンジニア

一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA)のレポート P29によると、日本のITエンジニアの女性比率は20%程度であることが確認できます。

この協会の会員名簿を見る限り、SIerが中心でWeb系企業はほとんど加入していないので、Web系企業の傾向を指しているわけではないですが、日本においてはSIerの方がエンジニア人口が多いので、日本全体のITエンジニアの傾向としてはこれに近いのではと思います。

一方、GAFAにおいては女性エンジニアの割合が20-25%程度であることが各社のDiversity Reportから読み取れます。(参照割愛)またGAFAはここ数年、女性エンジニアの割合を増やしています。
https://www.wired.com/story/five-years-tech-diversity-reports-little-progress/

先進するIT企業はDiversity & Inclusionの観点であったり、ITエンジニアの採用競争が激化する中で優秀な女性のエンジニアを採用するために、女性エンジニアにとって働きやすい環境づくりに力を入れています。

私たちも近年グローバルエンジニアの採用に力を入れてきましたが、女性エンジニアにとっても働きやすい環境づくりをさらに進め、女性エンジニアからもっと選んでいただける開発組織にしていく必要があると感じています。また、私たちは多くの女性ユーザーにもサービスを使っていただいているので、サービス作りの中に、より多くの女性の視点を含めていくことが重要です。

今後、マネーフォワードが掲げる経営上の重点テーマの1つ「Talent Forward」を推進し、多様な視点を採り入れながら、社員の可能性を最大限に引き出していきたいと考えています。

 

スマートデバイス推進グループの発足と技術顧問の就任について

本日プレスリリースを配信した通り、2月1日付でCTO室にスマートデバイス推進グループを立ち上げました。
スマホアプリの開発だけではなく、タブレットやスマートスピーカー等のスマートデバイス向けのアプリ開発をForwardしていきます。

マネーフォワードでは従来からHomeドメインの『マネーフォワード ME』の開発を中心にスマホアプリの開発を続けていますが、昨年の『マネーフォワード クラウド確定申告』のリニューアルなどBusinessドメインでも、スマホアプリの開発が活発化してきています。

そのためにもスマートデバイス推進グループを中心に、スマートデバイスのアプリ開発に関わるエンジニアの学習機会の提供や技術力の向上、採用を含む体制強化に取り組んでいきます。

そして、このグループの活動の成果として、3月1日より以下のお二方に新たに技術顧問に就任していただきました。

お二人には社内エンジニアに対する技術的なアドバイスや勉強会などを通して、新技術や社外の知見の共有をお願いする予定です。

以前から技術顧問をお願いしていた以下の方々を加えて、当社に関わっていただいている技術顧問は、6名体制となりました。

今後も、社内の技術力の向上や社外へのプレゼンスの向上のため、積極的に投資していきたいと考えています。

 

Golangもっと進めます

以前のブログの中で、

これまでもGolangの利用拡大を推進してきましたが、よりスピード感をもって技術のポートフォリオの配分を変える必要性を感じています。すでにベトナム拠点で開発する新規プロダクトのほとんどはGolangをバックエンドの開発技術として採用することが決まっていますが、日本の新規プロダクトでもGolangを使っていきます。

と書きました。

いくつか新しいGolangのプロジェクトが生まれていますが、その後の社内アンケートの結果からも、Golangで開発するための機会をもっと増やす必要があると感じています。

そのため今後社内で新たなサーバーサイドのプロジェクトを作るときは、Golangで実装できないか、そのためにどんな支援が必要であるかを検討する予定です。

社内にGolangで開発できるエンジニアが徐々に増え、支援体制を作ることも出来るようになってきています。
また社内のエンジニアたちに、少しでも早く別の言語やフレームワークを使った開発経験を積んでもらいたいと考えています。

この先も一つの技術だけで仕事していける可能性は限りなくゼロです。
技術はどんどん進化しますし流行もあります。要件に合わせて最適な技術を選択するべき時が必ず訪れます。

なるべくキャリアの早いタイミングで別の技術での開発経験を積んでいただく。Rubyでの経験しかないのであれば、別の特徴をもった言語(Golangなどのような静的型付け言語で、コンパイルが必要となるような言語)を体験してもらいたい。
それが成長であったりエンジニアとしての引き出しを増やすことにつながると信じていますし、その経験はまた新しい技術を習得すべき必要が出た時に自信をもって進むための糧になります。

短期的な生産性を求め、慣れた技術を使うことが必要な時はありますが、なるべく多くのエンジニアにそうではない機会を提供していきます。それがひいては、マネーフォワードの中長期的な成長につながると考えています。


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