長期エンジニアインターンで得た学び

こんにちは。松本と申します。

2020年8月から2021年5月までの約10ヶ月間、クラウド横断本部のわり算グループという技術的負債を解消するチームでエンジニアとしてインターンをしていました。

メインタスクとして社内向け管理画面のリプレイスを担当しつつ、他にも実際にユーザーに使われているサービスの一部機能を改修したり、共通基盤のコードを数千行消してリファクタリングするなど本当に多くのことを経験させてもらいました。


(共通基盤のコードを数千行消した PR)

今回は振り返りの意味も兼ねて、インターンで得た学びを書き残しておこうと思います。

  • 具体的な技術の話をすると収まりきらないので、今回は省略します。
  • 記事にする関係上、詳細を割愛・簡略化している部分もあります。

要求の裏にある「やりたいこと」を常に意識する


(出典 : https://www.businessballs.com/amusement-stress-relief/tree-swing-cartoon-pictures-early-versions/)

この画像は「顧客が本当に必要だったもの」という有名な風刺画です。
これは依頼された側だけでなく、顧客自身すら欲しいものを理解していないというシステム開発の難しさを表しています。

ある時、僕が開発していた社内向け管理画面を利用している社員の方から、機能Aが欲しいという要望をいただきました。
そこで僕は特に深く考えることはせず、機能Aが欲しいと言っているのだから機能Aを作ればいいだろうと思い、上長に1on1でその旨を伝えました。
すると上長から「機能Aが欲しいということは〇〇という作業をしたいわけだから、機能Bを作った方が工数削減になるし、ユーザー側の操作も楽になるのでは?」という提案をされました。
後日、社員の方に上記の提案をしたところ、機能Bの方が嬉しいとのことでした。

これを受けて僕はエンジニアはただ開発するのではなく、ユーザー自身も気付いていない「真の要望」を汲み取って開発する必要があるのだなという学びを得ました。

能力が高い人の意見=正解ではない

僕は最初の頃、自分より能力が高い人は自分の上位互換だと思っていました。

そのため僕の考えよりもそういった人の意見を優先して取り入れがちでした。

しかし自分より能力が高いからといって、自分より良い回答を出せるという根拠はどこにもありません。

むしろ自分が見ている角度だからこそ、他の人よりも良い回答を出せる場合があるかもしれません。

僕はそのことに気付いてからどんな人の意見に対しても、自分の考えと違うなと感じたときは遠慮せずに発言するようになりました。

そういった発言を続けているうちに自分の意見が採用されるケースがあり、他人の意見を鵜呑みにせず自分で考えて回答を出すことだ大切なんだと改めて思うようになりました。

情報を残す意識

これは実装に関する議論をビデオ通話で行った時に、後にチームの方がSlackで議論の内容をメモしているのを見て学びました。

ビデオ通話で話した内容は参加した人にしか分かりません。それに加えて非文字媒体のものは検索性が低いので見つけづらくなってしまいます。

また確定した情報でなくても思考の断片をどこかに文字媒体として残しておくことで、途中で自分がタスクから離れる事態になっても代わりのメンバーが情報を追いやすくなるというメリットもあります。

僕も実装の背景を追うときに、SlackやGitHubで検索をかける事が多いので、アクセスしやすい形で情報を残すことは大切だと思いました。

技術力が低いから質問するわけではない

僕はインターンを始めたばかりの頃、技術力が高い人は独りで実装できるから質問はしないのだろうと思っていました。
さらに言えば質問せずに、タスクをこなす方が偉いとすら思っていました。
しかし実際は技術力が高い人でも当たり前のように質問していました。
それを見て僕は「この人なら自分で調べればそのうち実装できるだろうに、何故質問しているのだろう?」と思っていました。

この疑問は1on1で上長から「組織単位で利益を最大化する視点を持った方が良い」という言葉を聞いて、自分なりの解答を出す事ができました。

会社というものは組織である以上、優先されるべきは組織の利益であり、「どれだけ個人で頑張ったか」は組織という視点で見ると関係ないのです。
そのため質問しないで時間をかけて自力でやるより、少しだけ他の人に時間をもらって質問した方が、結果的にその人自身が他のタスクにかける時間が増えるので、組織の利益が大きくなる場合があります。

  • もちろん常に質問した方が良いという訳ではないです。あくまで質問した方が良い場合があるという話です。

僕はこれ以降、質問するべきだと思ったことに関してはすぐに質問するようになりました。
いざ質問してみると、根本の原因が歴史的背景による暗黙的な仕様といった独りで調べるには膨大な時間がかかってしまうケースであることが度々あったので、質問することは悪いことではないと思うようになりました。

最後に

上述したものは長期インターンを通して学んだことのほんの一部に過ぎません。
多くの学びの中で僕が本当にこれは良かったなと思った学びだけを選出しました。
僕は今回のインターンを通して、エンジニアとしてだけでなく組織で働く社会人としてのあり方を学べた気がします。

お世話になったマネフォの社員の方々には感謝しかないです。短い間でしたが、ありがとうございました!


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