Fintechとマーケティング
日々進化するITの世界。金融業界に押し寄せる大きな流れとしてFintech(Finance&Technology)というキーワードは、2016年の世界を席巻しつつあります。
ビットコインなどのデジタル通貨、スマートデバイスや指紋決済、ネット企業やスタートアップだけでなく大手事業会社の参入など、この新しい概念は多角的に広がり、さまざまな切り口で語られています。この潮流は金融業界や一般消費者にどのような影響を与え、どう変化していくのでしょうか。
マネーフォワードでは2015年にFintech研究所を立ち上げ、海外の最新事例を取材するとともに、その影響や可能性を研究しています。またFintech関連スタートアップのリーディングカンパニーとして事業を拡大しており、さまざまな金融機関様との取組みによる先行事例が生まれはじめております。
この度、この最新動向について、金融機関の企画・マーケティング職の方と共に考えるFintech&マーケティングセミナーを2016年4月14日(木)Fintechの新たな情報発信基地FINOLABにて開催することになりましたのでご案内申し上げます。
Fintechの海外最新事例
本セミナーでは、Fintech研究所所長(瀧 マネーフォワード取締役)より、最新の海外事例の紹介と日本での潮流などをご紹介していきます。
海外では、Fintechベンチャーのソリューションや発想力を金融機関が活用し、新規顧客の獲得のみならず、既存のサービスの付加価値増に貢献する絵姿が明確になっています。
その過程で、以前までは協業の検討、という表現で捉えられていた活動は、今や実用的に顧客へのメリットにつながるのか、という検証フェーズへと移行しつつあります。このような動きについて、海外で行ったヒアリングの知見も含め、新たなトレンドについて、本セミナーで初めてご説明させて頂きます。
また、Fintechの1分野としてPFMサービス(Personal Financial Management=資産管理ツール)は米国7,000行の銀行のうち、2,000行以上に取り入れられ広く展開されています。日本においても様々なPFMサービスが産まれる中で、マネーフォワードは350万以上のユーザーに利用されて拡大を続けています。本セミナーではマネーフォワードのPFMサービスの金融機関様の活用方法やマーケティング上の可能性、今後の展開についてもご紹介していきます。
多忙の折恐縮ですが、是非ご参加頂ければ幸いです。