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2017.09.27

YouTuberって儲かる? 気になる懐事情[前編]

気になるあの仕事のマネー事情

YouTuberって儲かる? 気になる懐事情[前編]

YouTubeに自作の動画を投稿することで、生活収入を得ている“ユーチューバー”。大阪府のとある小学校での調査では、「4年生男子の将来の夢」でサッカー選手・医者に続き、堂々の3位にランクインしたという。

「有名になれば年収が億を超える」などとも言われていますが、実際のところひとつの仕事として成り立つのでしょうか?

そこで今回は “元祖ユーチューバー”と呼ばれ、YouTubeチャンネルの公式CMにも出演したMEGWINさんを取材。

撮影所も兼ねているという事務所にお邪魔し、気になる収入のお話から人気ユーチューバーになるための心得まで、余す所なく語っていただきました。


MEGWIN
「オレがオレにオンデマンド、MEGWINだ!」を合言葉に、YouTube上にバラエティ動画を毎日配信。現在のチャンネル登録者数は50万人を超え、日本を代表する“ユーチューバー”の一人。

※2016年取材当時の情報です。

“ユーチューバー”になったきっかけ

ーーいつ頃・どうして動画投稿を?

MEGWIN:動画の投稿を始めたのは2005年頃で、ちょうどブログが全盛期の時代でした。芸能人や一般の方がネット上にプライベートの写真を載せているのを見ていて「次に来るのは動画では……?」と思ったんです。

その頃は眞鍋かをりさんが“ブログの女王”なんて呼ばれていて、「今からブログを始めてもトップになるのは難しい」と感じていたこともあり、思い切って動画の投稿をすることにしました。

ーー始めた当時、いくらぐらい稼げましたか?

0円です(笑)。始めた頃はまだYouTubeは無かったので、“ファイルマン”という動画サービスを使って投稿していました。

「毎日アップしていれば有名になって仕事やお金が舞い込んで来るだろう」と思って、ひたすら毎日投稿をし続けていましたね。

ーー収入が入る様になったのはいつ頃ですか?

始めて2年くらい経った2007年頃です。

ちょうど各社でネット動画サービスの競争が始まっていた時期で、「MTV」さんのネットチャンネルと「動画を毎日アップする条件で月◯万円」といった内容で契約出来たんです。その額は高卒新入社員の月給より少し低い位でしょうか。

ーーそこからどのように“ユーチューバー”に?

その後、1年くらいでそのサービスが無くなってしまって……。

ちょうどその頃に台頭してきたのがYouTubeだったんです。

2008年から「YouTubeパートナープログラム」(パートナーになると動画の再生数に応じて広告収入が得られる)というものが開始されていまして、それにパートナー申請を送り続けてようやく1年後に認定されました。

1年間申請が認められなかった理由は、分かりません(笑)。担当者の好みに合わなかったのでしょうか…。2012年からは審査が無くなり、YouTubeのアカウントを持つ誰もが登録できるようになっています。

動画が1回再生で何円もらえる?

ーーYouTubeで動画が1回再生されるといくら貰えるんですか?

ネットなどでは「1回で0.1円」などと言われていますが、実はYouTubeを運営しているGoogle側は“明確な基準”を明かしていません。

ーーつまり、貰える額は決まっていない?

はい。動画のカテゴリーによって基準も違いますし、ドルを円に換金してから支払われるので景気にも少し左右されます。

最近の僕の動画に関して言うと「1回で0.1円」より低いです。僕は身体を張ったバラエティ動画がメインなのですが、グルメやゲームの方が基準が高いと言われていますね。

ーー1回の動画制作にどのくらいのコストをかけていましたか?

その都度の企画によりますが、簡単なものならば0円です。1番かけた時は、3ヶ月間アメリカへ留学する(動画も現地で編集してアップ)という企画で、同行スタッフの交通費も含めて100万円を大幅に上回りました。

体重計が欲しくて企画書を送ったらまさかの出資

ーー“ユーチューバー”として人気を得た後、会社を起業したとお聞きしていますが?

はい。2011年に「株式会社MEGWIN TV」を設立しました。

動画作品のダイエット企画で体重計が必要となったんですが、どうしてもタダで欲しくて、大手メーカーの「タニタ」さんにコラボの企画書を送ってみたんです。

後日、連絡をいただいて会社に行ってみると…社長ご本人が僕の動画をご存知だったようで、「会社を起業しよう!」と直々に誘っていただいたんです!

ーー突然の誘いですね!当初、起業しようという計画は?

もちろん無かったです。まず、「え?体重計くれないの?」という気持ちが最初に来ましたよ(笑)

ただ、撮影から編集まで動画を1人で全て作るのは大変ですし、手伝ってくれるスタッフの方も、就職が決まったタイミングで辞めてしまわれるので、そこを解消したいとは思っていましたね。

それから僕も会社経営についての基礎を勉強した後、共同出資で会社を設立しました。


後編では、現在の年収や人気ユーチューバーになるテクニックなどについてお伺いします。

(記者:石田)

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