「株が思い通りに動かない」さて、あなたはどうしますか?

「株が思い通りに動かない」さて、あなたはどうしますか?

ゴールデンウィークは相場もお休みでしたが、日本の株価指数である「日経平均」や外国為替については米国などで取引が行われていました。

日本にも祝日取引ができる「日経平均」があり、大型連休で東京証券取引所や大阪取引所が休場の間も実際に取引されていました。

さすがにゴールデンウィークまで“切った張った”ということを行う人たちは限られており、実はちょっとした売り買いによって、大きな動きになることもあります。そして今回のゴールデンウィークも日経平均は休みの間に大きく上昇となりました。

上昇したのであれば特に問題なさそうですが、休日前に株式を手放した人や、「空売り」といって信用取引で株を借りて売っていた人たちは大きな上昇で儲けそこない、逆に「損をした」とぼやく人もいます。


日本株も海外の要因で大きく動く

近年の「アメリカファースト」や「EU離脱」といった“反グローバリズム”が広がっているような流れとは背反するのですが、海外要因で大きく日本の株価が動かされることも多いのです。米国の金利やその金利の動きに影響される為替などが株価の変動要因となります。

ですから、日本市場が休場となる際には、リスク回避のためにいったん持ち高を減らしておくという選択も必要です。前回述べたような「休むも相場」をまさに実践した格好です。

今回の連休は株価が大きく上昇したので、株式を手放した人はもったいなかった……というわけですが、逆に大きく下がってしまう可能性もありました。そう考えると、手放しておいて正解だったということなのです。

株式に限らず、相場は今回の連休のように「特になにもなかったから」「懸念材料が出てこなかったから」と言って買われることがあります。海外要因など、特に材料がなくても売る人が多ければ大きく下がることもあるのです。

株の動きを予測するのは不可能と心得よ

投資を始めると、「どんなことも起こり得る」という思いを抱くことになると思います。

「〇〇ショック」などといって、突然相場が大きく下落したというニュースを聞いたことがあると思います。また、天変地異によって相場が上下したり、日本以外の政治や紛争を嫌気して相場が動く「地政学リスク」といったこともあります。まず一番大切なのは、どんなことでも慌てずに済む資金で投資を行うこと。

ほとんどの場合、自分の思った通りに株価が動いてくれるということはありません。

もちろん、自分が“思った通り”になるように経験を積んで勉強することは必要なのですが、どんなに勉強しても、100%の確率で株価の動きを予測することは不可能です。

しっかりと利益を出している人たちでも、損をすることもあります。ただ、思惑違いで損してしまった時の対処の仕方が利益を出すことができる人とできない人で大きく違っているのだと思います。

投資をする際には「株価がこうなったらこうしよう」「為替が円高になれば、いったん手放そう」などと常に事前から考えておくことが大切です。損しても手放すことが必要になる時もあるのですが、都度の判断で損ばかりを繰り返さないようにルールを決めておきましょう。

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