「iDeCoの申込みが難しい」と挫折するもったいない人たち

難しい手続きの先にお得が待っている

「iDeCoの申込みが難しい」と挫折するもったいない人たち

今年の1月に加入対象者が大幅に広がり、注目度が高まっているiDeCo(個人型確定拠出年金)。

税制優遇のメリットを享受できる制度として、以前に比べて、一般の人にも浸透してきているようですが、実際の加入者は、まだ少ないのが現状です。それは一体なぜなのでしょうか?


節税しながら自分年金が準備できるiDeCo

最近、「iDeCo」という愛称もすっかり浸透してきた個人型確定拠出年金。少子高齢化が加速するなか、将来の自分年金づくりの手段として、注目を浴びています。

こんなにもiDeCOが注目される理由は、他の制度よりもずば抜けて「税制優遇」があるからです。iDeCoは、「掛金の拠出時」「運用中」「受け取り時」の3つの場面で税制優遇があります。

まず、iDeCoの掛け金は、全額を所得控除できます。

「所得控除」とは、本人や家族の状況、災害や病気といった個人の事情によって、税の負担を軽くする制度のこと。掛金全額が所得控除にカウントできることにより、所得税を計算する元となる課税所得が減るので、所得税を減らすことができます。ちなみに、翌年支払う住民税も減らすことができます。

また、iDeCoでは毎月、定期預金や投資信託などを積み立てていきますが、積立期間中は運用益は非課税になります。

通常は、定期預金の利息や投資信託の売却益や分配金には、20.315%の税金がかかりますが、iDeCoを活用すれば、これらの利益に税金がかかりません。利益に対して非課税ということは、それだけ多くのお金を運用に回すことができるので、利息が利息を生む複利効果も期待できるというわけです。

さらに、iDeCoは原則60歳から受け取りますが、受け取り時にも「退職所得控除」や「公的年金等控除」といった税制優遇が適用になり、お得に年金を受け取ることができます。

iDeCoへの加入ステップは?

このように節税のメリットを享受しながら自分年金を準備できるiDeCoですが、「申し込み完了までのステップがわからない……」という声をよく聞くので、加入のステップを確認しておきましょう。

ざっくりまとめると、以下のようになります。

1.iDeCoの仕組みをチェックする
2.申し込む金融機関選びのポイントをチェックし、金融機関を決定する
3.申込書の書き方をチェックする
4.掛金の拠出限度額をチェックする
5.申込書に記入・押印する
6.自分に合った運用スタイルをチェックする
7.iDeCoで取り扱う商品をチェックする
8.IDとパスワードが届いたら商品の配分指定をする

この中で多くの人が一番つまずくのが、「申込書の書き方」です。

そもそもiDeCoに加入しようと思って資料を取り寄せたら、専門用語だらけでよく理解できない、さらに申込書の書き方もよくわからない……。そこで挫折してしまう人がとても多いのが現状です。

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