「投資=リスク」ではない 20代こそはじめたい2つの理由

2つのメリットを味方につけろ

「投資=リスク」ではない 20代こそはじめたい2つの理由

銀行に預けているだけでお金が増えていく時代は、今や過去の話。

筆者がOLをしていた頃の定期預金は年利4.2%、100万円を預けていれば17年で200万円になりました。しかし2017年11月時点での年利は0.01%、倍になるまでにかかる時間は7200年。預貯金だけで資産を増やすには厳しい現実です。

「投資に興味がある」「投資してみたい」という人は多いものの、いざ始めるにはなにから手をつければいいのかわからない、難しそうと悩む方は少なくありません。

とくに株式投資については、「知識があること」と「できること」は別物です。実際のところ投資に“絶対”はないので損失が出るリスクがあります。


預貯金はリスクがないと思っていませんか?

資産運用という切り口で見ると「預貯金にはリスクがない」と言えます。

しかし一方で、インフレや為替による“目減りリスク”を抱えています。

もし、あなたが金融資産の100%を円の預貯金や現金で保有している場合は「日本円への集中投資」を選択しているということ。

たとえば、物価上昇(インフレ)で円の価値が下がるとします。100円のチューハイが150円になると、1,000円あれば10本買えたものが6本しか買えません。

また、円安になった時は同じ1万円で交換できる外貨は少なくなります。もちろんデフレや円高など逆の場合は円の価値が上がります。

つまり、安全だと信じ込み、金融資産のすべてを円の預貯金や現金のみで保有することはリスクなのです。

株式投資や外貨に資産を分散させることは、リスク回避のためには必要です。

若年層から投資を始めるメリット

筆者の体験を交え、若いうちから投資を始めたほうがよいと考える2つのメリットをご紹介します。

1. 時間を味方につける

はじめにお話ししたいのが、「複利」の効果を利用して時間を味方につけるメリットです。

金利には複利と単利があります。複利を簡単に説明すると、元本と元本利息の合計額に新しい利息がついていくこと。一方、単利は元本に対してのみ利息がつくことです。

わかりやすい例として、年利10%で100万を預けた場合、時間経過にともなって複利と単利で資産の増え方にどのような違いが起こるのかを簡単な図にしました。

資料:執筆者作成

長期間になるほど、複利によって資産の増え方が大きくなることがわかります。

このように「時間を味方につける」のは、若いうちであれば誰もができる簡単なことです。

2. 失敗してもリカバリー可能

ライフステージが上がるにつれて、結婚や住宅購入、お子さんの教育費など経済的に背負うものが大きくなっていく可能性があります。

若いうちであれば身軽なことが多く、もし失敗したとしてもやり直すことができます。

筆者が投資を始めたのは独身OL時代ですが、今振り返ってみても、住宅ローン・子供の教育費がかかる時期にリスクを冒して投資を始める気持ちにはならなかったでしょう。

リスクを背負って学ぶ際には、若さが味方になってくれます。

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