老後の不安を解消する、不動産投資成功のポイントは?

ライフプランから考える長期の資産運用

老後の不安を解消する、不動産投資成功のポイントは?

「人生100年時代」といわれるようになり、「老後の不安を解消する方法が知りたい」「自分に合った資産運用ってどんなものだろう」と考えている人が増えています。目先の損得ではなく、長期的な視野で資産運用を考えたときに選択肢のひとつになってくるのが「不動産投資」です。しかし、不動産投資とひとくちにいってもさまざまな方法があります。

今回は、ファイナンシャルプランナーの川口幸子さんと東京都心の中古マンション投資を専門とする株式会社トラストの代表取締役・名鏡龍之介さんに、ライフプラン二ングから考えた資産運用の大切さと不動産投資の有用性についてお話しいただきました。


ライフプランを立て資産を短期・中期・長期に分ける

――川口さんの所へ相談に来る方はどのようなお悩みをお持ちなのでしょうか。

川口さん:最近、マネーセミナーをしていて感じるのは、「老後不安」を抱えている方が多いということです。「老後に年金はもらえるのか?」「長生きへの備えはどうすればいいのか?」という不安を感じつつ、定期預金の金利は0.01%などと超低金利のまま。積立をしてもなかなか増えない現状で、「自分は何をすべきか?」と悩んでいるのです。

名鏡さん:そういう方にはどういうアドバイスをされているのですか?

川口さん:まず、その人のライフイベントに添ったライフプランを立てます。個別面談で、家族構成や将来の希望・目標、現在の貯蓄、収入などすべてを聞いて、一緒に考えていきます。

ライフプランを立てたら、次は、「何をやるべきか」という問題になります。どういうアクションを起こしていくかということです。このまま会社で働き続けるのか、これから先の収入をどう得ていくのか、退職の時期をどうするのか、具体的に考えます。そして、資産を(1)今すぐ使う短期のお金、(2)5~10年先に使う中期のお金、(3)10年以上あとに使う長期のお金の3つに分けます。

投資を考える場合、人によってリスクとリターンの許容度が違います。リスクにアレルギーがある人とない人がいるので、潜在意識を確かめることが重要になります。先ほど分けた時間軸ごとに運用方法を考えていきます。

「時間をかけて収入源をつくる大切さ」に気づく

――長期投資には、不動産投資という選択肢もありますが、トラストさんではどういう方が相談にいらっしゃいますか。

名鏡さん:弊社は不動産投資というジャンルに特化している会社で、長期投資をおすすめしています。準備に時間がかかるのですが、定年以降に苦労しないで生活をする方法を提案しています。年金と家賃収入の2つを確保して老後不安を解消していくという話をするのですが、そういう方法があることを初めて知る人が多いようです。

相談に来られる方は、目先よりも先々の不安を抱えている方ですね。私たちは、「つくった資産を食いつぶしていくのではなく、少しずつでもお金が入ってくる“収入源をつくる”のはどうですか?」と提案しています。投資は「あるものを増やす」イメージが強いですが、それだけではなく、「収入源をつくる大切さ」に気づいてもらいたいと思います。

川口さん:最初から長期で取り組む資産運用ですね。資産運用をするときは、期間を決めることが大事です。目先の利益のためではなく、長期の運用をしているはずなのに、株価が下がると動揺して売ってしまう人もいるじゃないですか。

でも、長期の積立投資なら、ドルコスト平均法で高いときには少なく下がったときには多く買えるし、今後上がるチャンスもあるでしょう。投資をしている金融商品の仕組みを知って、期間を分けて投資していれば、そういう不安はなくなるはずです。

個人面談を行っていて感じるのは、今の20~30代は経済的にあまりいい経験をしていません。そうすると、すごく貯蓄している人もいますが、定期預金の金利は0.01%などと超低金利のままで増えるイメージがないんですよね。でも、今後のインフレ率などを考えるとそれは「負ける資産づくり」。毎月10万円貯蓄をする中の7万円は長期投資できるお金だったりするので、これを0.01%にしておいていいのか? ということです。

――長期の資産運用における不動産投資のメリットを教えてください。

名鏡さん:長期投資で不動産を考えると、30歳の人と50歳の人では準備時間に20年の差が出てきます。不動産投資は時間をかけて資産をつくり家賃収入を得るものなので、やはり時間が長いほうが有利になります。

不動産投資のメリットである借り入れのレバレッジを生かそうと思うと、借入期間が10年よりも30年のほうが選択の幅が広がりリスクも抑えられます。ローンを長くも短くも組めるというところは有利です。できる限り準備時間を長くとるためには、早く行動することがおすすめです。

川口さん: 私は、何ごとも出口が大事だと思っています。保険販売も税理士も不動産投資も、売りっぱなしではなく、そのあともフォローしてくれることが大事だと思うんです。トラストさんは、買ったあとのフォローやアドバイスもしっかりしているところがいいと思います。

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