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投資信託始めた後のリバランス、iDeCoやつみたてNISAの場合は?

みんなのお悩みQ&Aでポイント解説

投資信託始めた後のリバランス、iDeCoやつみたてNISAの場合は?

前回の「投資信託を始めて…その後って放置のままでいいの?」では、投資信託(投信)を買った後の見直し、リバランスについて詳しく紹介しました。とはいえ、実際にやってみようと思うと、どうしたらいいのだろうと心配になることもあるかもしれません。

そこで今回は、Q&Aの形式で、リバランスに際してよくありがちな質問に対してお答えしていきます。

もちろん、一人ひとり、資産や環境などの状況が異なります。ここで紹介する回答が当てはまらないこともあるかもしれませんが、考え方のひとつとしてとらえていただければと思います。


Q:正直、リバランスがとても面倒。何かいい方法はない?

A:バランス型投信がおすすめです。

バランス型投信は、1本で国内外の株式・債券・不動産など、さまざまなタイプの資産を組み入れている投信です。

バランス型投信は多くの場合、たとえば「国内の株式と債券、海外の株式と債券の4資産に均等(=25%ずつ)投資することを目指します」などと、ポートフォリオの配分比率を定めて運用しています。そして、配分比率が一定以上ずれてしまった際には、リバランスも自動的に行ってくれます。つまり、自分でリバランスする必要がないのです。

ですから、リバランスの手間をかけたくない人でも、リバランスの恩恵を受けることができるでしょう。

ただし、便利な反面、自分に合った配分比率のバランス型投信が必ずあるとは限りません。具体的にどんな資産を購入しているのかがわかりにくいという欠点もあります。また、信託報酬などの手数料も、一般的な投信に比べると多少高めに設定される傾向にあります。ただ最近は、eMaxis slim(8資産均等型)やiFree 8資産バランスなど信託報酬がかなり低い商品も増えてきました。

これらの点をはかりにかけても、なおリバランスが面倒ということであれば、十分に選択の余地があると思います。

Q:投信を1本しか保有していなければ、リバランスは不要?

A:資産全体でのリバランスを考えるべき!

ここまで紹介してきたリバランスは、話をわかりやすくするために、複数の投信の配分比率の話に限定してきました。ですから、保有している投信が1本ならば、リバランスしようがないように思えます。

しかし、リバランスは本来、保有している資産全体で考えるべきものです。はじめに現金・預金といったお金があって、そのどの程度を投資に回すかを考えることが大切なのです。

たとえば、現金・預金70:投資30という資産の配分比率で投資をスタートさせたところ、投信が順調に増えて50:50になったとします(例なので少々極端ですが……)。この場合、今後の投資資産の値下がりによって資産が受けるダメージが相対的に高まっているため、何らかの形でリバランスを行い、元の比率に戻したほうがいいかもしれない、というわけです。

逆にこれが、90:10になっているようならば、リバランスで現預金をさらに投資に振り向けることで、パフォーマンスの向上が期待できます。

こうした、資産全体でのリバランスの考え方は、投信だけでなく、株式や債券といった複数の投資資産を持っている場合でも同じですので、ときどきチェックしておきましょう。

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