「iDeCo」や「つみたてNISA」具体的な商品選びのポイントは?

商品選びでつまづいてしまった人のために

「iDeCo」や「つみたてNISA」具体的な商品選びのポイントは?

今年は、iDeCo&つみたてNISAに関するセミナー講師を務める機会も多いのですが、どこの会場に行っても満員。それだけiDeCo&つみたてNISAへの関心が高い人が多いということでしょう。

ただ、残念なことに口座開設まではしたけれど、商品選びでストップしてしまい、なかなか1歩を踏み出せない……という方も多いようです。そこで今回は、iDeCo&つみたてNISAを始めるにあたり、商品選びのポイントについてお話します。


iDeCo&つみたてNISAの主力商品は投資信託

基本的にiDeCo&つみたてNISAで運用する主力商品は投資信託です。ですから、まずは、投資信託についての基本的な知識を知ることが大切です。

そもそも投資信託とはたくさんの投資家から集めた資金をひとつにまとめ、株や債券、不動産などに投資して運用する投資商品です。集めたお金は、「ファンドマネジャー」と呼ばれる運用のプロが投資家の代わりに運用してくれます。

つまり、投資信託は、株式や債券などが入った詰め合わせ、お菓子でいえば、バラエティパックといえます。トヨタ自動車やソフトバンクといった日本企業の株式だけが入った詰め合わせもあれば、GoogleやAmazonなど、海外の先進国の企業の株式だけが入った投資信託もあります。

また、国債(国が発行する債券)や社債(会社が発行する債券)といった債券が入っている投資信託、不動産が入っている投資信託もあります。

さらに、株式だけ、債券だけ、という1種類だけではなく、「国内株式と国内債券」「国内株式と海外債券と国内不動産」というように、複数の国内外の資産がまとまって入っている投資信託もあります。何で投資しているかによって、リスクとリターンの度合いは違います。

投資信託を選択する際に大切なポイントは「コスト」

投資信託を購入する際には、手数料がかかります。基本的に投資信託を購入する際にかかる「販売手数料」、投資信託を継続的に保有している間にかかる「信託報酬」、投資信託を解約するときにかかる「信託財産留保額」です。

ただし、iDeCo、つみたてNISAでラインアップされている商品は、販売手数料と信託財産留保額がかからないケースがほとんどなので、注意するべきは、「信託報酬」になります。

ざっくりといってしまうと、信託報酬は、年間のコストなので、例えばA投資信託の信託報酬が「年率1%」だとすると、その投資信託の利回りが仮に5%だとしても、利回り5%から信託報酬分の1%が差し引かれて実質の利回りは4%ということになります。

iDeCoやつみたてNISAの商品は、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)といった市場を代表する指数に連動して運用されるインデックスファンドが多くラインアップされていますが、基本的にインデックスファンドの商品は、同じ指数に連動する商品の運用成績はほぼ同じになるため、インデックスに連動されている商品を選ぶときには、コストに留意する必要があります。

一方、指数の値動きを上回ることを目指して運用されるのがアクティブファンドです。アクティブファンドの中にももちろん優良ファンドはありますが、インデックスファンドに比べコストが高い商品が多いので、初心者の方は、インデックスファンドから選ぶのが良いでしょう。

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