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「ひとり親家庭」が知らないと損する税金の減免制度

優遇される寡婦・寡夫控除とは?

「ひとり親家庭」が知らないと損する税金の減免制度

ひとり親家庭が税金面で優遇される「寡婦控除」という制度をご存じでしょうか?

「離婚してから長年知らずにいて、損してしまった」「税金のことって難しくてよくわからない」「未婚のひとり親家庭はどうなるの?」「寡婦ってそもそも私に関係あるの?」といった相談が私のもとにはよく寄せられます。

簡単にお伝えすると、寡婦控除とは「支払う税金を少なくしますよ」という優遇制度です。しかも、税金だけでなく、生活費にも影響してくる「寡婦控除」。今回はメリットも含めてわかりやすくご紹介します。


寡婦・寡夫ってどんな人?

そもそも「寡婦(かふ)」が聞きなれない言葉ですが、寡婦とは、夫と死に別れて婚姻しないでいる女性や、夫と離婚し、そのまま婚姻しないでいる女性のことです。

男性の場合は「寡夫(かふ)」となります。寡婦(寡夫)であるとき、条件を満たせば一定の金額の所得控除を受けることができます。これを寡婦(寡夫)控除といいます。

寡婦控除は2種類

区分所得税控除額住民税控除額
寡婦控除27万円26万円
特定の寡婦控除35万円30万円

寡夫控除は1種類

区分所得税控除額住民税控除額
寡夫控除27万円26万円

生命保険料控除や扶養控除と同じように、寡婦(寡夫)控除も申請することによって、所得税・住民税が低くなるだけでなく、子育てに関するお金も変わってきます。

寡婦控除の基本と子育て費用のメリット

では、具体的に見て行きましょう。例えば、年収180万円、税率5%のひとり親家庭の所得税がどれくらい変わるか計算すると下記のようになります。

・寡婦控除:27万円×5%=1万3,500円
・特定の寡婦控除:35万円×5%=1万7,500円

毎年支払う税金なので、特定の寡婦控除を申請することで10年間の所得税は、17万5,000円も変わります。これは大きな金額ですね。

収入がもっと上がると所得税も住民税も多く支払うことになるので、収入の多い方にとって税金面でのメリットは大きいと言えます。ほかにも納める税金額で、保育料や学童保育料、公団(市営住宅・都営住宅・府営住宅など)の料金も変わってくる可能性が高いので、さらにメリットは大きくなります。

寡婦(寡夫)控除の申請を忘れた時は?

寡婦(寡夫)控除の存在を知らずに、長年、「税金面で損をしてしまった」というひとり親家庭の方からのご相談もあります。

でも、大丈夫! 税金は過去にさかのぼって申請ができるからです。期限は5年。税務署に行って申告をしましょう。
 
過去5年をさかのぼって申請し、給与1ヶ月分の税金が還付されたというひとり親家庭の方もいます。子育てに生活費にと大変なひとり親家庭だからこそ、忘れずに申請を行い、税金面での優遇を受けてくださいね。

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