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  • 早く買うor貯金後?30代で家を買った独身女性のその後の心配

早く買うor 貯金してから買う、どっちがお得?

結局どちらがいいのかについて、筆者の結論は「損得では考えない」です。どちらを選んだとしても大事なことは、家を買ってからの人生設計をしっかりと立てておくことと人生設計が強制変更となった場合のリスク対策を考えておくことです。

例えば、住宅購入前に最低限押さえておきたいことをお伝えします。自分の場合はどんな対策が必要なのか考えておきましょう。

資産価値が下がりにくい物件を選ぶ

焦って条件の悪い物件を買うことは避けなければなりません。万が一、住み続けられなくなった場合に臨機応変に対応するには、物件選びが重要です。つまり、賃貸にしたり売却したりできる資産価値の高い物件を選ぶことです。具体的にマンションであれば駅から徒歩10分以内、新耐震基準をクリアした物件など、自分が気に入っただけではなく客観的な視点も入れることです。

住宅ローン専用の生命保険「がん団信」は一考の価値あり

通常、住宅ローンを借りるときには、団信(団体信用生命保険)というほぼ強制加入となる住宅ローン専用の生命保険がついています。ローンの返済中に死亡や高度障害になった場合、残りの住宅ローンが全額弁済される保障制度です。

今回お伝えしたいのは、病気になった時に残債が免除になる団信についてです。例えば、がん団信は、がんと診断された場合以後の残債が免除となる保障です。今や日本人の2人に1人ががんになる時代なので、住宅ローンを組む時に検討したいリスク対策の1つです。

なお、がん団信は取り扱う金融機関が限定されることや申込時の年齢や通常の団信に金利の上乗せなど、条件があるので確認が必要です。

働けなくなった時の経済リスクを保険でカバー

会社員であれば、けがや病気などで働けなくなった時に健康保険から傷病手当金の給付があり、お給料の約3分の2を最長1年半までもらうことができます。(※給付要件など詳しくは加入の健康保険組合に確認しましょう)

しかし、傷病手当金をもらったとしても、生活費・医療費もかかる上に住宅ローンの支払いを続けるのは不安という人もいるでしょう。そんな時には民間の保険でリスク対策を立てることもできます。例えば、民間の保険には、けがや病気で働けなくなった時にお給料のように毎月保険金が給付される就業不能保険・所得補償保険があります。

なお、傷病手当金がない国民健康保険に加入しているフリーランスや自営業者などは特にこの部分のリスク対策を考えておきましょう。

自分にとって本当に必要か?まずは考えてみよう

以上、マイホームを購入するタイミングと合わせて考えておきたいリスク対策について見てきました。

住宅の購入は、人生の3大支出の一つと言われ、生涯の中で大きな支出です。気軽な気持ちで購入するのは避けたいものです。

金利が安いから、家賃とほぼ同額でローンを払えるから、頭金が多ければ高い物件を購入できるから、とメリットだけで購入に踏み切るのはおすすめできません。メリットの裏にあるデメリットやリスクのことも考えて、対策をしっかりと立てておきましょう。

対策を考えたら、あとは自信を持って実行しましょう。1人で考えて不安な時には専門家のアドバイスを受けることもオススメです。その際、検討している住宅購入に関係のない専門家に相談してくださいね。自分の大事な資産を作るのも守るのも自分自身です。後悔のない住宅購入ができますように。

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