はじめに

支出を抑えて家計の見直しをしたい!という理由で家計簿をつけている人は多いはず。賢く節約するためにはまず、毎月かかる固定費を見直すことが大切です。

そして、家計の固定費のなかで意外と大きなウエイトを占めているのが通信費。ネオマーケティングの調べによると、約半数以上の人が月に8,000円以上のスマホ料金を払っているのだとか。4人家族とすると合計で32,000円にもなり、家計の大きな負担となっている家庭も多いのではないでしょうか。スマホ料金が高いと感じている人の数は、なんと8割にものぼりました。

通信費の節約に検討したい「格安スマホ」。でも「格安スマホ」って?

意外と高いスマホの月額料金を減らして固定費を抑えたいと思い立ったとき、気になるのが最近よく聞く「格安スマホ」の存在。今年になってたくさんの方が乗り換え始めています。

「格安スマホ」とは、「MVNO(仮想移動通信業者)」と呼ばれる事業者がNTTドコモやauなどの大手キャリアからネットワークを借りてサービスを提供しているスマートフォンのこと。大手キャリアより割安な料金で、同じエリアを使えてとってもおトクなんです。

最近は、はじめからスマホとSIMカードをセットで購入される方が多くなっています。


成長著しい格安スマホ

そんな「格安スマホ」市場はますます盛り上がりを見せていて、MM総研によると、2015年から2016年にかけて、1年間で210万件もの大幅成長を記録し、2016年3月末にはすでに500万件以上の方が利用しているのだとか。さらに、2017年3月末には800万件以上に達する見込みとのこと。 ※2016年6月MM総研調べ