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2017.10.12

自分に合ったFPはどう探す? 選ぶ基準と相談するメリット

FPの家計相談シリーズ

自分に合ったFPはどう探す? 選ぶ基準と相談するメリット

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。


最近、給料が上がったり、居住用不動産が値上がりしたり、周りから個人年金保険をすすめられたり、さまざまなことが重なりました。そのなかで、個人的にFPに相談してきちんとアドバイスを受け、資産運用を行いたいと思うようになりました。自分に合ったFPはどうやって探したらよいですか? また、どのような方が先生方にお金の相談にくるのですか? 恐れ入りますが、教えてください。

【現在の状況】
(1)現在の収入金額と、支出の傾向
年収 2,800万円、他ストックオプションあり
(2)金融資産
目黒に4,500万円の居住用不動産あり(ローンなし)
(30代後半 既婚・子供なし 男性)

内藤:ご質問ありがとうございます。

FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持っている人は、日本に20万人いるといわれています。だから資格の有無よりも、本質的な能力に着目して、誰とお付き合いするか考えるべきでしょう。

FPを選ぶときの基準

そんな相談相手の選択基準は、2つあると思います。

1.資産運用を専門に経験を積んでいる人を選ぶこと

FPは専門の教育を受けて試験に合格した人ですから、一定の金融知識を持っている人であることは確かです。

しかし、それぞれの専門分野は異なります。

業務経験のバックグラウンドによって保険、税金、住宅ローン、金融商品など、強みが異なるため、全員が資産運用のプロというわけではありません。

保険会社で仕事をしていたFPであれば、保険については詳しいでしょう。しかし、資産運用については心もとないという可能性もあります。

自分自身の資産や、実際の業務経験で資産運用をやったことがある人を選びましょう。

例えば、フィリピン不動産やアメリカ不動産の相談をしたければ、本で勉強した「専門家」より、実際に海外不動産投資の経験のある人に相談をすべきです。

2.人間的な相性が合うこと

資産を長期で運用することから、FPとのお付き合いは10年、20年単位で続くものです。ネットや紹介で候補者を見つけたら、まずは実際に会ってみてから決めるとよいでしょう。

安心して気持ちよく相談ができる人、相性のよい人を選んでください。

医者の世界でも、医師免許を持っていても“やぶ医者”と呼ばれる人がいるのと同様、資格があればよいというものではありません。

著書を読んだり、セミナーで話を聞いたりして、本当に信頼に値するかどうかを見極める必要があるのです。

信頼できるかどうかを判断するには?

また、信頼できるかどうかを判断する方法の1つは、相談するFP自身の資産運用について聞いてみることです。

その人の資産規模や、どんな商品に投資しているのかをざっくばらんに聞いてみましょう。個人情報だからと口を閉ざす人もいれば、率直に答えてくれる人もいるでしょう。

どちらが信頼できるかは明らかです。

資産規模が大きいほど相談メリットも大きくなる

また、資産の規模が大きくなってくると資産運用を相談するメリットが大きくなってきます。

例えば資産が100万円のときに1万円の相談料なら1%のコストですが、1,000万円になれば0.1%になります。

ある程度の資産規模にならないうちは相談料が負担になることもありますから、無理に相談しないで、書籍やセミナーなどを活用するのがよいでしょう。

まとまった金額の資産運用であれば、例えば、年間5万円のコンサルティング料を払ったとしても、アドバイスに基づいてポートフォリオを改善した結果、それ以上のリターンが出たといったケースがあります。

支払ったコスト以上の資産運用の成果が出るのであれば、積極的に活用したほうがメリットがあるということになるのです。

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