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2017.07.24

老後破産が怖い「40代おひとりさま」が今からできること

3ステップの実践で万全の備えを

老後破産が怖い「40代おひとりさま」が今からできること

「下流老人」や「老後破産」という言葉が流行し、老後のお金について心配する30代40代の方が増えました。「何をどう準備すればよいのか」と、不安に思う方が多いですが、特に女性の“おひとりさま”の声は切実です。

今回は40代独身女性の老後のお金について考えてみましょう。


老後のお金は3ステップで確認する

老後のお金というと漠然としてしまいがちですが、下記3ステップを通じて備えることができます。

1.老後の収入を把握する
2.老後の生活費を把握する
3.足りない分を補うための対策を知る

1の老後の収入の柱は年金です。国民年金や厚生年金だけでなく、自分がもらえる年金額を確認しましょう。

2の生活費は住まいと食費、光熱費など。例えば、持ち家か賃貸かなど老後の住まいによって生活費は大きく変わります。

1と2が確認できたら、3足りない分を補うための対策を知りましょう。

それでは3ステップについて具体的に解説します。

年金受給額は働き方によって変わる

老後の公的年金は国民年金を土台とし、会社員や公務員には厚生年金があります。ほかにも受け取る見込みがあるお金があれば、この機会にチェックしましょう。

年金の確認には日本年金機構の「ねんきんネット」が便利です。

「ねんきんネット」の活用には、ログインするためのIDやパスワードが必要になるので、まずその手続きからはじめましょう。ログインできるようになると、年金が簡単に試算できます。

下図は、ある40代の独身女性Aさんの年金受給見込みシミュレーションの結果です。

今の制度では、65歳になった次の月より国民年金と厚生年金が受給できます。Aさんは22歳~36歳まで正社員やパートなどで厚生年金に加入、37歳からは自営業で国民年金に加入しています。

結果、国民年金が年間約69万円、厚生年金が約39万円受給できることが「ねんきんネット」で確認できました。

しかし、年金はこれだけではありません。勤めていた会社によって違いますが、「厚生年金基金」を受給できる場合があります。

Aさんの場合は、20代の時に勤めていた会社で厚生年金基金に加入していたため、年間約5万円が加算され、結果、老後に約113万円を受給できることがわかりました。

年金受給額は働き方や給与によって違ってきます。同じ年代でも正社員勤めの独身女性Bさんは年間約172万円を受給できることが確認できました。

<40代おひとりさまの年金受給額の違い>

▼自営業のAさん
年間113万円(月約9万4,000円)
65歳~90歳までトータル2,825万円

▼正社員のBさん
年間172万円(月約14万3,000円)
65歳~90歳までトータル4,300万円

65歳~90歳までの公的年金受給額の違い:1,475万円

このように働き方によっても大きく違ってきます。

「ねんきんネット」は無料使えるとても便利なツールですので、漠然と「私の場合、老後の収入はどうなるの?」と心配する前に、きちんと確認してみましょう。

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