• >
  • >
  • 「飲み会の誘いを断れず毎月赤字…」抜け出せないリボ払い
2018.05.10

「飲み会の誘いを断れず毎月赤字…」抜け出せないリボ払い

FPの家計相談シリーズ

「飲み会の誘いを断れず毎月赤字…」抜け出せないリボ払い

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。


収入は割と多い方だと思いますが、貯金がなかなか貯まらず、困っています。友人や会社の先輩との飲み会が多く、立て替えでクレジットカードを使う頻度も高く、リボ払いにしてしまうことも多いです。リボ払いは損だと聞いたことがありますが、毎月の収支が赤字なのでやりくりできません。“付き合いが悪いやつ”だと思われるのは嫌なので、飲み会の誘いを断れません。どうしたらいいでしょうか。

〈相談者プロフィール〉
・男性、独身
・手取りの月収:40万円、ボーナス年間で約80万円
・毎月の支出:51万円
(家賃12万円、生活費25万円、貯蓄(財形)1万円、被服費5万円、交際費8万円)

FP:ご相談ありがとうございます。

「本当に必要な飲み会なのか」を考える

職場の飲み会、断りにくいですよね。友人との飲み会は気晴らしになるでしょうし、行きたくなる気持ちはよくわかります。

ですが、すべてに付き合っていたらお金がなくなるのは当たり前。優先順位をつけて参加できるようにしたいものです。

まずはその飲み会に行って、「自分は何を得られるのか」「自分のメリットは何か」を客観的に考えてみましょう。

会社の飲み会に行くことで、今後の仕事がスムーズに運べそうだと思うのであれば、それは参加する価値があるでしょう。ですが、ただダラダラと飲み続け、明日に発展しそうなことが見込めそうにないというなら、それは参加しなくてもよい飲み会だったのかもしれません。

そういった改めたい行動や支出について、「家計の三分法」の考え方で「消費」「浪費」「投資」に分けてみてください。それだけで、その行動や支出の価値が見えてくると思います。

利息15%、リボ払いは危険

毎月一定額を支払う「リボルビング払い」、通称“リボ払い”は支払い負担が少ない感じがしますし、とても便利に見えますよね。ですが、この支払にかかっている手数料がどのくらいかわかりますか。

多くの場合は、リボ残高に対して1年で15%ほどの手数料がかかるのです。

相談者さんは現状、返済してもすぐにリボ払いを利用してクレジットカードを使ってしまう状況でしょうから、残高は毎月増えているかもしれません。返しても返しても、残高が減らないという状況になっているかもしれませんね。

具体的にいうと、たとえばリボ払いで月10万円を利用したとします。その月の利息は10万円×15%÷12ヵ月ですから、1,250円。毎月1万円を定額で返済していたとすると、元金は、利息分を除いた8,750円しか返済していないことになります。

そこにまた1万円を利用したとすると、元金は前月分の9万1,250円に追加の1万円を足した10万1,250円になり……と、元金がどんどん膨れ上がってしまう悪循環を繰り返すことになるのです。

預金金利が0.001%と超低金利の時代に、お金を借りてその金額の15%を利息として支払うというのは、なんともバカげていると思いませんか。早急に支払いを終えることをおすすめします。

支出が多くなりがちな費目には予算を設けて

もし、飲み会が原因で悪循環が生じるのであれば、今すぐ前述のように回数を改めるべきです。家計を見ると、飲み会、被服費で生活費の半分を使っています。少々もったいないですね。

若い方には、自己投資にもお金を使ったり、将来に向けて早い段階から貯蓄や投資をしてほしいと思います。

支出を見直して、ぜひその資金を作り出してください。そのためには支出をコントロールできるよう、その支出の必要性を考えたり、支出が多くなりがちな費目には上限金額を設けるなど、自分でコントロールできるようになることが大切です。

お金は使おうと思えば際限なく使えます。支出はすべてダメとするのではなく、使うルールをきちんと設け、使うべきところにお金をしっかり使えるようにしていく方法を身につけていかなくてはいけません。

mirai talkはマネーフォワードから生まれた公平で安心できるお金の相談窓口です。新宿駅から徒歩約5分。家計改善のコツがわかる無料セミナーを毎週開催しています。

Card Stocks

連載

Ranking

Pick Up

Keyword

Authors