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2018.06.9

毎月の収支がトントンの家計から貯蓄資金を捻出する方法

FPの家計相談シリーズ

毎月の収支がトントンの家計から貯蓄資金を捻出する方法

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は高山一恵氏がお答えします。


固定費や食費を下げたいのですが、親と同居のためか、なかなか節約できません。車のローンの支払い、保育料、習い事の費用や教育費などを子どもたちの預金口座から切り崩してやりくりしていて、備えのためのお金が貯められていません。家のリフォームに充てるお金を貯めたいのですが、何から手をつけたらいいのでしょうか。アドバイスをお願いします。

〈相談者プロフィール〉
・女性、35歳 既婚(共働き)、子ども4人
・職業:会社員
・同居家族:夫、子ども4人、両親、曾祖母
・居住形態:持ち家(戸建て)
・手取り世帯月収:44万円
・毎月の支出目安:44万円

高山:ご質問ありがとうございます。家のリフォーム費用や将来のためのお金を貯めたいとのことですが、現状、毎月の手取り収入が44万円で、支出が44万円とのこと。

貯蓄するためのお金を捻出するためには、支出を徹底的に分析することが大切です。特に、家計の無駄を大きく省くには固定費の削減が有効。まずは、固定費から見直していきましょう。

固定費をリストアップする

収支がトントンという場合、まず、支出を見直してみることが大切です。家計を見直し、節約するときにまずやるべきは「固定費」の削減です。

固定費は1度見直してしまえば、その後は何もしなくても節約効果が得られ、何よりうれしいのが、まとまった金額を減らせる可能性が高いこと。節約する際には、まずは「固定費」からメスを入れましょう。

固定費の削減を検討するために、毎月変わらない支出がどれくらいあるか、まずは洗い出してみることが大切です。通帳やクレジットカードの明細を見れば、リストアップできるでしょう。

固定費には次のようなものがあります。

□家賃
□住宅ローン
□車のローン
□習い事
□生命保険料
□国民年金、国民健康保険など社会保険
□NHK受信料
□新聞購読料
□インターネット接続料
□携帯電話料金
□クレジットカードの年会費

たとえば生命保険であれば、必要以上に多額の死亡保障が出る保険に入っていた場合、本当にそんなに死亡保障が必要なのか、子どもの習い事で惰性で続けているものはないか、年会費がかかるのに使用していないクレジットカードはないかなど、冷静に考えてみましょう。

目先のやりくりだけを考えず、長期的なマネープランを

固定費の中でもおそらく、車のローンと保育料が家計の負担になっているのではないかと推測されますが、田舎での生活を考えると車は必須。保育料も子どもを預けて働くためには、必要な費用といえます。
 
そこで、ぜひ考えたいのが長期的なマネープランです。今は固定費が嵩んで家計に余裕がないため、目先の生活を考えることで精一杯だと思いますが、車のローンや保育料の支払いがこれから何年間続くのかを「見える化」してみましょう。

そして、車のローンや保育料の支払いが終わったら、貯蓄する余裕が生まれるのかどうなのかも合わせて考えてみましょう。

一時期だけをしのげば貯蓄できるようになるのか、車のローンや保育料の支払いが終わってもなお、貯蓄する余裕が生まれないのかによって、今後の対策は大きく違ってきます。

固定費にメスを入れて、それでもなお、家計が苦しいようであれば、必要な支出に対して収入が少ないことになるので、収入を上げる努力をする必要があります。

副業や投資も視野に入れて収入アップを目指す

お子さんが4人いらっしゃるので、仕事と子育てだけでも大変だとは思いますが、子どもが成長すればするほど、教育費も嵩んでいくので、無理のない範囲で収入をアップしたり、少額からでもよいので投資をしたりしてお金を増やすことを考えたいですね。

たとえば、アンケートサイトに登録してアンケートに答えたり、商品モニターの座談会に出てみたりということなら始めやすいかもしれません。商品モニターの座談会であれば、週末に2時間程度参加するだけで5,000円〜1万円の謝礼がもらえるケースもあります。

また、イマドキは1,000円程度から投資をすることも可能です。書籍やセミナーなどで勉強しながら少しずつ投資のスキルも身につけていくのも手。相談者さんは、まだ35歳とお若いので、今から投資の勉強をしても将来十分にお金を増やせる可能性はあります。

支出の削減を考えると同時に、お金を増やすことも考えていきましょう。

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