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2018.08.3

40代夫婦 手取り月26万で毎月赤字、老後資金を貯めるには?

FPの家計相談シリーズ

40代夫婦 手取り月26万で毎月赤字、老後資金を貯めるには?

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。


夫婦だけの生活が長かったこともあり、今までそれなりに貯めてきたのですが、子どもが生まれてからは毎月赤字で、貯金が思うように増えていきません。老後のためにお金を貯めたいと思っているので、どれくらい貯めるべきか、どうしたら支出を減らせるかを知りたいです。また、施設に入っている母がいるのですが、夫の扶養に入れた方がいいのかなども教えていただけますでしょうか。

〈相談者プロフィール〉
・女性、40歳、既婚(夫:45歳・会社員)、子ども1人(2歳)
・職業:専業主婦
・手取り月収:26万円
・年間ボーナス:30万円×2回
・預貯金:300万円

【家計の内訳(30万円)】
・住宅費:3万円(社宅の自己負担分)
・生命保険:4万円(夫2万円、妻1万円、学資保険1万円)
・教育費:2万円
・食費:7万円
・通信費:2万円(自宅固定回線と携帯2台)
・自動車:1万円
・趣味・娯楽費:0.5万円
・衣服・美容費:0.5万円
・その他生活費:10万円
※毎月4万円を貯蓄するようにしていますが、現在は赤字です。年間では20万円ほど黒字になっています。

FP:ご相談ありがとうございます。miraitalkファイナンシャルプランナーの宮城です。お金を貯めるための家計の見直しですね。一緒に考えていきましょう。

貯蓄月4万円は理想的な金額

毎月貯蓄を4万円しているとありますが、収支を見ると4万円の赤字。つまり、貯蓄をしているつもりになっているだけで、まったく貯まっていないということです。この4万円という金額は、貯蓄額としては理想的な金額ですので、4万円を削減できるように支出を見直していきましょう。

現在、相談者さんが気になっている支出は何でしょうか。数字だけを見て、貯めている人の家計と比較すると、食費や通信費が工夫できそうだと思いますが、ご家族ごとに価値観は異なりますので、まずは相談者さんが見て、支出が多すぎると思う費目の削減に取り組んでみてください。

また、その他生活費として10万円がざっくりと記載されている点も気になります。こちらも内訳がわかるようにして、削減できそうなポイントを探っていきましょう。改善方法としては、たとえば食費ですと、食費専用の財布を用意して、1週間の予算を決めてやりくりする方法がありますし、通信費は格安スマホへの変更などを検討してみてもよいですね。

また、赤字が気になる現在の状況では、貯蓄型保険の加入は本末転倒となる場合があります。貯蓄する習慣が付かないから、貯蓄の仕組みとして積み立て部分のみ活用しているというのであればよいのですが、余分な保障が付いていると、思うように貯まらないこともありますし、赤字家計には向かないこともあります。学資保険については見直しを検討してみてください。

母親を扶養に入れるメリット

お母さまの扶養の件ですが、節税を意識して検討されているということでしょうか。

施設に入られていても、生計が同じであれば扶養に入れることは可能です。税金面では70歳以上で、今まで同居されていれば58万円、別居されていたのであれば48万円の扶養控除が適用されます。

ただ、扶養控除を利用したからといって、貯蓄が増えるほど税金が安くなるというわけではありません。ただ、節税をして浮いたお金をしっかり貯めることができれば、貯蓄の一部にはなっていきますので、ご兄弟などが誰も扶養の申請をしていなければ扶養に入れるとよいでしょう。

ちなみに、75歳以下であれば、健康保険上の扶養に入れることができます。そうすると、お母さん自身の健康保険料がかかりません。お母さんの支出を抑える策にもなります。

老後に必要になるお金はいくら?

老後資金を作るためには、まず月々の余剰金を生み出し、貯蓄をしっかり作ることが前提となります。毎月いくら貯めるべきかは、これからいくら支出を削減できるかにもよるのです。

仮に年金が夫婦合わせて月20万円もらえるとして、老後の生活費はどれくらいかかり、毎月いくら補填すればいいでしょうか。

たとえば相談者さんの現状から教育費を除くと、生活費は28万円ですが、ここから支出を削減して毎月23万円で暮らすことができれば、不足分は毎月3万円となります。もしも現状と同じ生活費であれば、毎月の不足分は8万円ですね。

仮に、老後生活を35年とすると、生活費23万円なら必要額は単純計算で1,260万円、生活費28万円のままなら必要額は3,360万円です。この不足分を貯蓄と退職金でまかなえると、老後の見通しがつきますね。このように将来の生活費を予想しながら、最低でも毎月補填すべき金額を貯めるようにしていくとよいでしょう。

今、老後は長いです。人生100年時代といわれていますから。その長い老後を生き抜くには、蓄えから補填する金額を少なくできるよう生活費の圧縮をすること、同時に貯蓄を増やしていくことが大切です。

mirai talkはマネーフォワードから生まれた公平で安心できるお金の相談窓口です。新宿駅から徒歩約5分。本気で家計を変えたい人のための「貯まる家計養成プログラム」を提供しています。

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