女性読者限定「iDeCo&つみたてNISA 運用商品の選び方講座」開催!
  • >
  • >
  • 共働きで別財布、夫婦間で不満を残さないための家計管理術
2018.08.9

共働きで別財布、夫婦間で不満を残さないための家計管理術

FPの家計相談シリーズ

共働きで別財布、夫婦間で不満を残さないための家計管理術

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。


子どもを産んで時短勤務になってから、まったくお金が貯まりません。財布は夫とは別にしています。それぞれが負担している項目は以下の通りです。夫の収入から、いくら貯蓄ができているのかは分かりません。

<妻の負担>
・食費
・日用品
・子どもに関する費用(病院代など)
・生命保険(妻)
・病院代(妻の持病)

<夫の負担>
・住宅ローン
・その他生活費
・子どもの保育園代
・生命保険(夫)

出費の多い月は、貯金を崩してやりくりしています。子どもの学資保険は、加入時に先払いで少し納めたので、今まで支払いが生じていなかったのですが、もうすぐ支払いが始まりますし、これからどんどん子どもにお金がかかるので漠然とした不安があります。住宅ローンを借りたばかりなので、借り換えのメリットも薄く、支出を見直すにも、保険を見直すくらいしかないのではと頭が痛いです。まだまだ子どもが小さいので、あと10年近くは時短勤務になると思います。主人の収入がアップする見込みは今のところありません。何かしら支出を抑えたいのですが……ここは投資などで増やすことを考えた方がいいのでしょうか。主人は反対しておりますが。

〈相談者プロフィール〉
・女性、41歳、既婚(夫:会社員)、子ども1人
・職業:会社員
・居住形態:持ち家(戸建て)
・手取りの世帯月収:50万円
・毎月の支出目安:45万円
・総資産:400万円

花輪:多くのカップルが結婚をしてもお金の情報共有をしていません。

パートナーをあてにしていると、どちらも貯めていないばかりか、クレジットカードのリボ払いやキャッシングなどの借金があったなんていうことも稀にですが起きています。こんなことを避けるためにも、普段から家族間でお金の情報を必ず共有しておきましょう。

財布は別でも管理は2人で

別々にお金の管理をするよりも、目的に合わせた口座を作り、2人で管理することをおすすめします。

共通の費用を支払う「支払い口座」「貯金用口座」を作り、2人で管理をするようにしましょう(実際には2人の名義で口座は作れないので、どちらかの名義の口座になります)。

共働きの場合は、それぞれの収入で割合を決めて「支払い口座」に入金することをおすすめします。住居費、光熱費、保険料など家計に関する支出はすべて「支払い口座」から引き落としさせます。

項目別に負担を決めるのは賢明ではない?

「保育園代」はあなた、「食費」は私……といった項目別に役割分担を決めるのは得策ではありません。

新しい支出が増えた時に、どちらが支払うかで揉めますし、自分が支払っている電気代や食費を相手に浪費されたら喧嘩の元です。不公平感が残らないように、すべての支払いを収入の割合に応じて按分して分担することをおすすめします。

銀行で「代理人カード」を作れば、夫婦で2枚のキャッシュカードを利用できます。通帳に鉛筆で「食費」など、お金の使い道を記入してもよいですね。

貯金をする口座は2人の目を光らせられるようにしておきましょう。相手に知られたくない支払いに関しては、自分の口座で管理するようにすればプライバシーも守ることができます。

投資よりも支出管理の徹底から

また、投資などで増やすよりも、まずは支出の管理を行いましょう。

投資は不確実で、かえって資産を減らしてしまうこともあり得るからです。そのために、必ず余裕資金で行う必要があります。

投資を行うよりは、住宅ローンを繰り上げ返済して利息を減らす方が確実ですし、保険の見直しも有効です。マネーフォワードを利用して細かい支出も管理しましょう。

総務省の家計調査(2017)によると、2人以上の世帯のうち勤労者世帯の平均支出(全国平均 世帯人数3.35人)は41万2,462円です。小さな子どもがいる家族3人なので、あと3万5,000円程度支出を絞りたいところです。

生活費などの一部を夫婦で共有するとブラックボックスが減って、支出の無駄をあぶり出せると思いますよ。

Card Stocks

連載

Ranking

Pick Up

Keyword

Authors