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2018.09.6

30代共働き、貯まらないのは「夫婦で月7万のお小遣い」のせい?

FPの家計相談シリーズ

30代共働き、貯まらないのは「夫婦で月7万のお小遣い」のせい?

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。


今年第一子が生まれました。共働きではあるのですが、家計が毎月赤字でお金が貯まりません。これから教育費がかかってくるのにとても心配です。家賃や保険などの固定費が高いように思うのですが、どのように改善していけば良いでしょうか。

〈相談者プロフィール〉
・男性、34歳、既婚(妻:34歳・会社員)、子ども1人(0歳)
・職業:会社員
・手取り月収:35万円
 夫:20万円
 妻:15万円
・手取り年間ボーナス:30万円×1回
・預貯金:約300万円

【家計の内訳(36.5万円)】
・住宅費:11万円(賃貸)
・水道光熱費:1.5万円
・保険:1.5万円(夫:死亡保障と医療保障が付いた貯蓄型の保険、妻:未加入)
・食費:7万円(外食含む)
・通信費:2万円(携帯電話2台+家のネット回線)
・健康・医療費:0.5万円(うちジム代0.4万円)
・趣味・娯楽費:2万円(週末の外出や帰省費)
・衣服・美容費:1万円
・お小遣い:7万円(夫4万円、妻3万円)
・交際費:1万円
・その他不明金:2万円

FP:ご相談ありがとうございます。miraitalkのファイナンシャルプランナーの宮城です。

固定費が高いかもしれないと感じているのですね。miraitalkでは、貯蓄が安定してできるようになるための固定費の目安を、手取り収入の45%以下としてアドバイスしています。相談者さんの家計では、15.8万円ほどとなりますので、毎月支払うお金について意識していただくと良いでしょう。

確かに住居費は収入の3割を超えていて、目安と比べると高いと言えますが、都内の相場からいうとやむを得ないとも考えられます。今よりも家賃が安く、納得のいく条件の物件があれば、転居することで固定費を下げられるでしょう。

お子さんが生まれたので、共働きの場合、保育料などの固定費もこれから増えますね。今後、子育て費用や教育費で赤字傾向にならないよう、しっかりと支出をコントロールして、家計を黒字化していきましょう。

赤字の原因は、おこづかい?

固定費が高いと疑っているのは、正解かもしれません。パッと見て気になるのは、お二人のお小遣いです。収入の2割を占めていますね。夫婦2人だけであれば自由になるお金も必要でしょうし、この金額でもよかったかもしれませんが、お子さんが生まれ、保育料や教育費などがかかるようになったのなら、少し見直した方が良いかもしれません。

お小遣いは、基本的には収入の10%程度が目安です。ただし、金額ありきではなく、使い方により金額を調整していきます。

たとえば、お小遣いでランチ代、クリーニング代、携帯代などを支払っている場合、生活としての必要分と、自由に使える本来の意味でのお小遣い部分を合わせて、お小遣いと考えます。その場合、金額は大きくなりますが、お小遣いとして負担する費目の支出額は抑えられるはずです。

別のパターンで、必要経費となる金額はすべて家計費からまかない、お小遣いは基本的に各自が自由に使えるお金とするのであれば、夫婦で収入の1割、またはそれ以下の設定にしてみましょう。一度、お小遣いをどのように使っているかを見直し、今の金額が妥当なのかをご夫婦で話し合ってみてください。

満期まで引き出せない貯蓄型保険はよく考えてから

固定費では、他にスマートフォン代、生命保険料も見直しをしてみましょう。

スマホは、格安スマホに変えたり、格安SIMに入れ替えたりすることで、利用料がかなり安くなります。通話が多い人の場合は、「かけ放題」の契約ができる通信業者かどうか確認することが大切です。場合によっては、変更せず、大手キャリアのまま契約プランを見直す方が良いこともあります。自分の使い方に応じて、適切な利用方法を検討してみてください。

また生命保険料は、金額だけを見ると極端に高額ではありません。気になるのは、貯蓄型の保険が含まれていることです。もし、最近契約したものであれば、利率がよくない場合がありますし、満期前に解約することがあれば元本割れします。つまり、損をしないためには、満期になるまではお金を引き出せないので、自由度が低い蓄えになってしまいます。そのため、家計を赤字にしてまでも利用すべきものではないと思います。

生命保険に関しては、必要な保障をしっかりかけられているかどうか、内容中心に見直しをしてみることをおすすめします。

食費の削減に、我慢やがんばり過ぎは禁物

食費や趣味・娯楽費といった変動費も、支出の仕方を意識しましょう。共働きで乳児がいるご家庭といっても、3人暮らしの食費としては高額である印象です。外食のルールを作るとか、1週間で予算管理をするなど、支出について少し意識していただければと思います。

食費はやりくりの仕方が金額に大きく影響する項目ですが、極端にがんばり過ぎたり、やみくもに我慢するようなやり方は望ましくありません。習慣化できるような、無理なく実行できる方法で、継続的に支出をコントロールできるようにしましょう。

最後に、使途不明金についてです。不明金を出してはいけないというわけではありませんが、数万円単位の使途不明金があると、無駄な支出が見えにくくなることがあります。大雑把でも良いので、何にいくら使っているのかを把握できるようにしていきましょう。家計や、やりくりへの関心が高まったり、支出を減らすことが自然にでき、自分たちのお金の使い方を把握できるので、無理の少ない削減につながると思います。

家計は、改善したいと思ったときに、きちんと行動に移していくことができれば、必ず変われるものです。情報収集で頭でっかちになるだけではなく、ぜひ実際にいろいろな方法を試してみてください。

mirai talkはマネーフォワードから生まれた公平で安心できるお金の相談窓口です。新宿駅から徒歩約5分。本気で家計を変えたい人のための「貯まる家計養成プログラム」を提供しています。

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