2015.07.29

お金を貯める方法を工夫しよう

家計簿中級編3

お金を貯める方法を工夫しよう

お金を貯める目的がいくつかある際には、できるだけ目標を絞ることが大切です。貯金に限らず、日々の生活の中では、あれもこれもと色々と目標を立てたことで、結局どれもたどり着くことができなかった経験は、誰しもあるのではないでしょうか。

貯金は目的を1つに絞った方が効果的

2011年にトロント大学のマーケティングの教授が発表した研究では、貯金を行うなら、できるだけ一つの目標に絞ったほうが良い、という結果を得ました。

これは、インドの地方の町に暮らす家族を2つのグループに分け、片方には子どもの教育資金のみを目標として、貯金を奨励しました。もう片方のグループには、子どもの教育だけでなく、将来の医療と、退職後の生活に対しても備えが必要なことを説明して、目標を立てて貯金を奨励しました。

その結果、最初のグループの方が収入に対して貯蓄の割合が高い、という結果が得られました。この背景には、複数の課題を与えられた時に、人はその優先順位を考える方に労力を割いてしまい、実際にどうすれば貯蓄を行えるか、という点への集中力が下がるから、という説明がされています。

これは、冒頭に述べたような、あれもこれも、と目標を立ててしまうことの良くない側面を表しています。多くのメディアでは、将来の年金不安や、子どもの教育費の負担、さらには医療費の高騰、などと、ありとあらゆる貯蓄の必要性が取り上げられます。しかし、これらを見ながら不安になるのは、むしろ逆効果ではないでしょうか。そうではなく、例えば当面は住宅の頭金を、家族の生活のために貯めることに集中する、といった一つの目標に絞ることのほうが、一歩目を踏み出す上ではよほど重要です。

貯蓄のルール決め

なお、これらの目標を達成していくためには、普段使いの預金口座などとは別に、月次の積立などを行う口座を設けることが重要です。この口座は貯金用と自分で決め、何があってもここには目標を達成するまでは手を付けない、といったルール作りを行うことが重要です。

ヒトの脳は、それぞれの目標を分けて考える際には、お金の置き場所も別々の場所にあるものとして扱います。生活口座と同じ場所でも貯金をすることは可能ですが、気づかないうちに引き出しを行ってしまう場合もありえます。目的別に口座を作ることで、残高のチェックを通じて目標達成の度合いも測ることができますので、何か目標が決まった際には、別途一つの口座を作ることをオススメします。

マネーフォワードの予算管理機能は、このための生活の管理をより簡単にしていくためのツールです。また、異なる金融機関口座を作ったとしても、マネーフォワードであれば従来と同じ手間で、貯金の進捗も把握することが可能です。ぜひ積極的に使って、人生の目標を叶えていきましょう。

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