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2018.09.20

31歳男性、手取り月18万「結婚のために貯金を増やしたい」

FPの家計相談シリーズ

31歳男性、手取り月18万「結婚のために貯金を増やしたい」

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。


クレジットカードで買い物をすることが多いためか、年間では貯蓄できているのですが、月でみると毎月赤字です。35歳までには結婚したいと考えているので、貯金を増やしたいです。どうしたらよいでしょうか。

〈相談者プロフィール〉
・男性、31歳、独身
・職業:会社員
・手取り月収:18万円
・手取り年間ボーナス:100万円
・預貯金:20万円
・財形貯蓄:80万円
・資産運用:仮想通貨30万円

【家計の内訳(25万円)】
・住宅費:9万円(賃貸)
・保険:0.5万円(掛け捨ての医療保障)
・通信費:1万円(携帯)
・食費:4万円(外食含む)
・水道光熱費:0.7万円
・日用品:0.3万円
・趣味・娯楽費:2万円(映画や趣味の自転車代)
・衣服・美容費:2万円
・健康・医療費:0.5万円 
・交際費:4万円
・その他:1万円

FP:ご相談ありがとうございます。miraitalkファイナンシャルプランナーの大石です。毎月の赤字額がかなり多くなっています。生活費だけでボーナスがなくなってしまう状況のようですから、現状のままでは貯蓄は難しいですね。まずは、赤字をなくし、少しでも貯蓄できるお金を作ることが目標になります。

月7万の赤字、まずは家賃から削減

毎月の赤字は7万円。これを黒字化しようとすると、支出をかなり削減しないと実現できません。どこを削減できるか考えてみましょう。

まず、可能であれば、家賃を見直したいところです。家賃の目安は、手取り収入の3割以内です。収入の半分を占める家賃は、正直言って分不相応だと思います。家賃を支払った残りの9万円で生活費が賄えないのであれば、初期費用はかかってしまいますが、転居を視野に入れるべきでしょう。

次に、交際費です。独身男性なので支出が多めでも仕方がないとも思えますが、結婚を意識するのであれば、必要度を考えて参加していくようにしましょう。特に、目的もなく、誘われるがままに参加する飲み会は控えるほうがよいでしょう。2次会、3次会にも参加することが多いようであれば1次会のみにするなど、1回ごとの費用を見直すこともできるでしょう。

また、食事は外食が多いのでしょうか。可能であれば、時々自炊するようにしましょう。自炊が難しければ、冷凍食品やレトルト食品を使うこともひとつの手です。栄養のバランスには注意し、健康を損なわないようにして食費を下げていけるようにしましょう。

そのほか、趣味・娯楽費や衣服・美容費も見直せるとよいでしょう。個別に予算を設定するよりは予算の範囲を決めて、「今月は娯楽費が高かったから衣服費は少なく」などメリハリをつけた管理を心がけてください。まずは、収入の中で支出が収まるようになることを目標に、行動を変えてみましょう。月の収入の中で生活ができれば、ボーナスから貯蓄をすることができるようになります。

貯蓄が不十分な現在、仮想通貨はちょっと待って

資産運用として、仮想通貨を保有しているようですが、現在の貯蓄が少ない状況ではおすすめできません。仮想通貨は投機的な意味合いが強く、買い時も売り時もわかりにくいものです。需要と供給のバランスによっては、価格がなかなか回復せず、購入した金額の多くを失うことにもつながります。今はお金を増やすことを考えるよりも、貯蓄をしっかり増やすことを考えたほうが賢明です。

貯蓄は、目的別に考え方と目標額があります。まず必要なのは、日々の生活費のためのお金です。毎月同じような生活ができる保証はないので、イレギュラー支出部分も補えるように、手取り月収の1.5倍を入れておく「使う貯蓄」を作ります。

これができたら、生活を守るための「貯める貯蓄」として、月収の6ヵ月分の貯蓄を作ります。突然病気やケガで働けなくなることもあるでしょうし、転職などで次の仕事が見つかるまで時間がかかるということもあります。そういったときに生活していくことができる資金としてのお金が、貯める貯蓄です。

そのほかに、車を買いたいとか、専門学校に通ってスキルを身につけたいなどの目的があれば、その費用は別に貯めます。これらができてから、投資などの資産運用をしていくのが安全な考え方です。

一定額を毎月貯金できたら運用に回してもOK

一方で、相談者さんの現状では、十分な貯蓄ができるまで待っていると、いつまでも資産運用ができません。その場合は、毎月の支出を見直して、毎月しっかり貯蓄できる金額を作ることができたら、その一部を資産運用に回すという方法もあります。

この場合の商品選びですが、リスクの高い仮想通貨などではなく、リスクのコントロールができる長期・分散・積立の投資を始めることをおすすめします。具体的には投資信託を毎月積み立てていくという方法です。「国内外」「株や債券」というように、分散投資を長期的にしていくことで、リスクを下げて、預金より高い利率の運用益を見込むことができます。

このように、資産形成では、「積立をしてコツコツと作り上げていく」という考え方が大切です。また、こうした投資であれば、運用益が非課税となるNISA制度を利用することもできます。

mirai talkはマネーフォワードから生まれた公平で安心できるお金の相談窓口です。新宿駅から徒歩約5分。本気で家計を変えたい人のための「貯まる家計養成プログラム」を提供しています。

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