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サラリーマンなら知っておきたい確定拠出年金

日本版401kとの向き合い方

サラリーマンなら知っておきたい確定拠出年金

近年、確定拠出年金の導入企業数が増えています。厚生労働省によれば、2015年7月末現在で確定拠出年金の導入企業数は2万社を突破し、対象者数は500万人を超えています。今後もますます増加していく見込みです。この確定拠出年金とどのように向き合っていけばいいか、基礎知識とともに解説していきたいと思います。

確定拠出年金?401k?DC?

確定拠出年金とは「Defined Contribution Plan」の略で「DC(ディーシー)」と呼ばれたり、米国に内国歳入法401条(k)項に基づく同様の制度があり、日本はそれを参考にしたため「日本版401k」とも呼ばれます。

確定拠出年金の導入企業では、どのように自分の確定拠出年金の運用をしていくかという研修も用意されているかと思いますが、「まあ何だか、よう分からん」という人がまだまだ多いようです。実際に確定拠出年金の拠出資金は、定期預金等の元本確保型の金融商品に割り振られていることが多いと聞きます。

一方で確定拠出年金の導入をきっかけに、長い人生の計画やリタイア時・退職時の将来の家計を考えながら、自らの資産形成に取り組み始める30代・40代の層も増えつつあります。もしかしたら何も資産運用していないあなたは、きちんと将来の準備している同僚と比べて、のちのちに大きな差がついているかもしれません。

年金制度の基礎知識

まず、確定拠出年金を知るための年金制度について。年金制度は、1階部分~3階部分まで階層が分かれています。簡単に以下のポイントを押さえておきましょう。

1階部分=国民年金

すべての国民が加入する年金制度で、全員、支払いも受け取りも一律の条件です。

2階部分=厚生年金

すべての会社員が加入する年金制度で、給与水準によって支払いも受け取りも変わる。公務員の場合は共済年金。個人事業の自営業者は2階部分はありません。

3階部分=企業年金

企業が自社の従業員の退職後のお金の支援をするために任意で作った年金制度で、企業年金制度があるかないかは勤務先が制度を用意しているかどうかで異なります。会社の制度によっても給与水準によっても支払い額も受け取り額も変わります。

年金の支払いというのは、会社員の場合は給与から手取りでもらう間に差し引かれています。給与明細の控除項目に「厚生年金保険料」というのがそれです。給与からの控除が多いと損した気になりますが、自分が支払った分は年金を管理する機関によって資産運用されて、将来の自分の受け取りになって返ってくるものです。

給料の明細からは、厚生年金保険料の中に国民年金の保険料も含まれていますので、会社が手続きをしてきちんと払っていることになります。

確定拠出年金は3階部分の企業年金の制度の1つです。企業年金には確定拠出年金の他に、確定給付年金(Defined Benefit Planの略で「DB」とも呼ばれます)があります。1番の大きな違いは、今支払うお金を会社が約束するか、将来受け取るお金を会社が約束するか、の2つです。これってどういうことでしょうか。

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