マネーフォワードエンジニアインタビュー 飯田祐基「収益を生むインフラを目指したい」

マネーフォワードの中の人を知ってもらうため、当社でフルタイムのRubyコミッターを務める卜部昌平が、マネーフォワードのエンジニアにインタビューをするこの企画。
今回は、インフラエンジニアの飯田さんへのインタビューです。

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語り手

飯田祐基 (インフラエンジニア)
2006年よりIIJにてネットワーク、サーバのエンジニアとして従事し、2009年よりpixivにインフラエンジニアとして入社。データセンタの立ち上げ等をメインで行い、成長期を支える。その後、アーティストの公式サイトを運営する株式会社SKIYAKIにてRailsによる開発を行い、取締役CTOに就任。エンジニア採用やチームビルディング、内部統制準備などに携わる。
2017年1月より株式会社マネーフォワードに在籍。

聞き手

卜部昌平 (Ruby開発者)

その他

青木香菜子 (広報:書き起こし・編集担当)
小川昌之 (人事:撮影担当)

飯田祐基 インタビュー

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家族とL’Arc~en~Cielが好き

卜部:お疲れさまです。まずは最初に何を伺いましょうか。

飯田:面接みたいで緊張しますね(笑)。

卜部:リラックスしてください(笑)。まず最初に飯田さん個人のことを伺いたいです。趣味とか、普段何されているかとか。

飯田:そうですね…僕は飽き性なので昔は色々やっていました。独身の頃は、ひとりカラオケ、サックス、ロードバイク、いろんなカレー屋さんに行く…とか色々やりましたが、今は子どもと過ごしていますね。ひとりで何かすることはなくて、土日は息子と散歩したり家族と過ごしていますね。

卜部:お子さんが生まれたら、お子さん一筋に?

飯田:そうなりました。月並みですが、価値観が変わった気はします。

卜部:お子さんはおいくつですか?

飯田:もうすぐ2歳です。妻が専業主婦なので、日中は妻がみてくれていて助かっています。

卜部:会社に向けて、もう少しこうしてくれたらお子さんとこうできるのに!とかありますか?ほしい制度とか。

飯田:いえ、比較的自由にできているかなと思います。大きなストレスはないですね。個人的なことをいうと、会社の近くに住みたいです(笑)。元々、仕事とプライベートの境目つけたくない性格で、インフラエンジニアは何かあったらすぐに駆けつけられるようにしておかないとなとも思いますし。

卜部:確かに、そういうのはありますね。今は会社までどのくらいの距離なんですか?

飯田:今は片道25分位を徒歩で通っているので遠くはないんですが(笑)。それでも、もう少し近くが良いです。会社の近くに住むという谷口くんのインタビューは、入社前に読んですごい共感しました。

卜部:なるほどなるほど。

飯田:とは言え、仕事は楽しいし、土日は家族と過ごせているので問題ないかなと。昨年会社でファミリーデーやってましたよね。次回は連れてきたいなって思っています。

卜部:年1回開催されていますね。当社はベンチャーにしては年齢層が高いですし、お子さんがいらっしゃる方も多いですよね。

飯田:サービス特性的に、そういった年齢の方に響くサービスなんですかね。周りのメンバーとも良く子育ての話をします。近くの席にお子さんが双子というメンバーが2人も居ます(笑)。

卜部:その分、可愛さも2倍でしょうね。他にお好きなものとかありますか?

飯田:それ以外だと…もう20年くらいL’Arc~en~Ciel(以下「ラルク」)が好きですね。中学生頃からファンで、Webとラルクはずっと好きです。妻もラルクが好きで、その繋がりで出会いました(笑)。

卜部:お子さんは英才教育ですね(笑)。

飯田:がんがん聴かせています(笑)。エンジニアの金子くんと以前一緒に働いていて、そこでラルクのボーカルのhydeさん関係のお仕事にも携わっていまして、もう思い残すことはないです(笑)。

卜部:(笑)。

大学院を退学し、ネットワークエンジニアへ

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卜部:飯田さんはエンジニアですが、働きはじめた時からエンジニアですか?

飯田:そうですね。キャリアの最初はIIJ(Internet Initiative Japan)という会社で、ネットワークエンジニアをやっていて、インフラエンジニアからキャリアが始まっています。

卜部:新卒採用でご入社された?

飯田:当時、大学院を休学し、受託のWebベンチャーで、PerlでCGIを書いたり、EC系のモバイルサイト開発などの週5のアルバイトを1年程やっていました。その頃にサーバーを触らせてもらっているうちに、「インターネット自体がどうなっているのか」を掘り下げたいと思って大学院を退学し、その後に入社したのがIIJでした。

卜部:あれ、それはCGIとかよりも、もっと下の方ですよね?

飯田:そうなんですよ(笑)。元々、やったことがないことをやりたいという性分なので、触りはじめると、サーバーとかネットワークに興味が出てきました。ネットワーク周りって結構機材が必要で、個人だとお金がないとできないことも多いので。

卜部:ピアリングしようと思うと、中々一人ではできないですしね。

飯田:なので、会社に入った方が色々学べるかなと思い、ネットワークの会社に入りました。

卜部:それで、IIJさんでネットワークエンジニアをやられていた。

飯田:SIerの案件とか、インターネット接続の案件とかに携わっていました。元々ベンチャー志向だったのですが、IIJでは3年程働き、次に入ったのがpixivという会社です。

卜部:今の話を聞いていると、結構pixivさんの初期の頃ですよね。

飯田:はい。当時はまだ10数名でオフィスも小さかったです。

卜部:希望通りベンチャーに転職されたのですね。

飯田:ネットワークの分野って、私達よりひとまわり上の世代が作ってこられたのかなと思っています。その方達に今から追いつくのって厳しいかなと。自分の世代はやっぱりWebって感じだったし、当時からWebの良さって少人数でインパクト与えられることだと思っていて、そういう環境にいくなら20代のうちに飛び込みたいと思い、勢いで決めて入った感じです。

卜部:それで、インフラメインでやられていたと。

飯田:当時、エンジニアは少なかったんですが、初期からインフラをみていた店本さんと、Rails界隈で有名になったkamipoさんという方に続いて、インフラでは3番目でした。元々居たふたりはデータベースとかに強く、私がそれ以外全般をやっていました。

卜部:それでしばらくpixivにおられたんですね。

飯田:pixivには3年程在籍していました。私が入社した時期は、毎日サイトが落ちて、ひどい時は夕方になると見れないこともありましたが、私が退職する頃には、皆が頑張ったおかげで安定稼働してましたし、自分としてもやりきったなと思う部分もありました。その後に、再度イチから小さなベンチャーにいきたいと思い、次は音楽関連の事業を展開しているSKIYAKIに転職しました。

収益を生むインフラへ

卜部:これも小さい会社だったんですね。

飯田:私が入社した時は、10数名でした。エンジニア1年、CTOとしても約2年働かせていただき、マネジメントや採用にかなりリソースを割いてました。社長に声をかけてもらった時は迷いましたが、迷った時はやったことのない方を、というスタンスなので、お受けしたんです。

やるならば、プレイヤーとしてやるのは一旦捨てるぐらいの覚悟でやろうと。結果的にはうまくできなかった後悔の方が大きく、2年程度で結果を出せるということではないと思いますが、視野は広がった気がします。コスト感であるとか、皆の会話とかもすごく気にするようになりましたし、マネーフォワードでも自然とそうなっているなと思います。

卜部:2年って会社を急速にピボットさせるには短いかもしれないですけど、個人の成長って考えると十分な時間だと思いますよ。

飯田:そうですね。悩むことも責任も大きく、エンジニアをやっている時よりもきつかったです。辞める頃には会社も60名くらいの規模になって、売上も上がっていましたが、0から1ではなく、そんな風に1から10みたいなタイミングが一番好きで。今のマネーフォワードは10から100にみたいなタイミングだと思っていたので、実は入社前は不安もありましたが、今も楽しめているかなと思っています。

あと、SKIYAKIでは、インフラがどんどん大きくなっていくと、膨大なお金が必要になるんだなぁと実感しました。

卜部:インフラとお金って大変ですよね。インフラが大きくなっていくと、どうしてもお金は必要になりますからね。

飯田:pixivなんかもそうでした。初期の頃は、ビックカメラでパーツを値切って買ったり、データセンターに入る時も宣伝記事を書くと言って値切ったり…今は良い思い出ですし、そういうのも楽しかったです(笑)。

卜部:サーバー代とか収益で原価計算とかすると面白そうです(笑)。

飯田:(笑)。チームメンバーとも話しているんですが、もっとデータ分析環境の構築に積極的に関わって、「収益を生むインフラ」みたいな観点でやれると良いなと思います。技術的に全うというのは当然ですが、攻めの視点もほしいなぁと。ベンチャーはプラスアルファが必要だと思いますし、僕らはコストセンターかもしれないけど、「あいつらが動いたからこれくらい利益がでた」みたいに出来ると良いなとか話しています。

僕らの仕事はコスト削減の世界ではありますが、そういう視点で動いて利益がでるならトータルするとプラスになるかなと。とは言え、今はサービス安定を大前提のミッションとしてコミットしていくつもりです。

1年間は子育てをしていました

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卜部:では、SKIYAKIの後がマネーフォワードですか?

飯田:いえ、実はその後は一旦退職して、子育てをしていました。

卜部:お、なるほど。そのお話を伺っていきましょうか。

飯田:SKIYAKI退職後、フリーランス的な働き方をしているタイミングで子どもが生まれたので、しばらくはベタ付きで子育てをしていたんです。すごく仕事人間なので、自分が結婚するとは考えていませんでした。でも、子育てはしたいと昔から思っていて。実際に子どもが生まれるとなって、1年間は子育てに集中していたんです。

卜部:すごい。大抵の男性にはなかなかできないことですよ。

飯田:そうですね。僕は、すごく良い経験だったなって思ってます。あの1年間は人生の中でも非常に良い時間になったなと。あっという間に子どもは大きくなっていって、夜中に起きて泣いたりとか、そんなことがすごい新鮮でした。その時は妻の実家に居候をして子育てしていて。おかげで、妻の実家にもひとりで行けるようになりました(笑)。

一同:(笑)。

飯田:1年経って、もう少し一緒に居たいなぁとも思ったんですが、働きだすとすぐに仕事が楽しくなりましたが(笑)。

想像していたよりすごく良い雰囲気だった

卜部:じゃぁその後にマネーフォワードで仕事に復帰されたと。これまで働いていた会社よりは大きいところですね。

飯田:そうですね。規模的にも自分が働いていたところよりは大きい会社だなと思いますね。

卜部:働いてみてどうでした?思ってたのとちょっと違うとか。

飯田:そうですね。正直、この規模なりにコミュニケーションロスとか発生しているのかなと思ってたんですが、想像していたよりはそれはなかったです。今くらいの規模になると社内で知らない人も出てきますよね。ただ、Slackのおかげなのか、全社懇親会とかのおかげなのか、自分の想像以上にすごく良い雰囲気だなと思います(笑)。

とはいえ話しかけるのも苦手な人も居るでしょうし、自分からなるべく積極的に話そうとか、他チームの状況とかも気にしています。今はオフィスが分かれてしまっているので、別オフィスの方ともっと話したいですね。

卜部:そうですよね。特にインフラやっていると、インフラのステイクホルダーって多いじゃないですか。

飯田:いろんな部署の人と関わるので、普段からコミュニケーション取る上でも大事かなと。

卜部:当社は東京にはオフィスが2拠点ありますが、インフラエンジニアは両方に席があっても良いですよね。

飯田:こちらから行けば良いんですが、東京オフィスもう1回1つになってほしいですね(笑)。

丁寧さと大胆さが必要

卜部:現在のお仕事について教えていただけますか?

飯田:主にデータベース分割とか、データベースのメンテナンス系を担当しています。4年間でサービスが拡大し、さらなる開発スピードの向上や安定性を求められた上で、今後はシステムを分割していくという部分がコアな作業のひとつで、それ以外は依頼系作業やトラブル対応にあたっています。

卜部:いろんな会社を経験されてきた中で、マネーフォワードのインフラはここが他と違うって何かありますか?

飯田:手を入れたい所はいくつかありますが、4年間でスピード感を持ってやっていたらこんな感じかなと思います。人数的にもこのリソースで良くやってたなぁと。

卜部:そうですね。最近でこそ人が増えてきましたが。

飯田:今はある程度経験があるメンバーも増え、改善タスクにもリソースが割けているのかなと思います。ハードルが高い案件もありますが、課題が難しい方がやりがいは感じますね。もちろん作業は慎重に進めますが、慎重すぎても前に進まないので、丁寧さと大胆さが必要なのかなという気はしています。

今はこれまでの負債をなるべく返すことにコミットするフェーズなのかなと。そういうフェーズは大好きなので、良いタイミングで入ったなと思ってます。忙しくて難しくてやりがいのある状態が一番モチベーションがあがりますね

騒がしい若者が、もっともっと前に出てきてほしい

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卜部:そうは言ってもこれまでやったことがない方向に振り切るのだと思いますが、この会社で今後どうしたいとかありますか?

飯田:今後のキャリアパスは、トータルでみた時にはプレイヤーとしてやるのが純粋に楽しめるかなと思っています。ただ、マネジメントにも興味はありますし、モチベーションとしてはどれもやりたいなみたいな状態です。

今までエンタメ系の事業に携わってきたので、次は社会インフラ性の高い事業に携わりたいと考えていたんです。Webで社会貢献していきたいですし、将来子どもに「パパこれやってるんだぞ」と自慢できる仕事に携わりたいというのがモチベーションとして高いですね。

卜部:いくつかあった選択肢の中でマネーフォワードを選ばれた理由は?

飯田:基本は縁がある会社にいこうと考えていまして。マネーフォワードは、金子くんも居ましたし、絶妙なタイミングで人事の小川さんがスカウトメッセージをくださって、「はい!」と(笑)。その後、面接でお話したCISOの市川さんがとてもエンジニア気質で、そういう方と働きたいなと思っていましたし、これはご縁だなと感じて入社を決めました。

卜部:飯田さんにも当社で面接やっていただけると良いですね。是非、グッとくる方を採用してください。

飯田:ジョインしていただくなら、自分より優秀な方に来てほしいです。人って本当に大事だと思っていて、良い人が入るとスピード、雰囲気、空気がガラっと変わりますよね。最近入社したYっくんも、すごく積極的に人とコミュニケーションをとっていて、そういう人と働けるのはすごく良いなと思います。

卜部:いい話ですね。

飯田:Yっくんの話ですが、エンジニアであそこまで前に出られる人ってなかなか居ないと思うんですよね。なので、本当にすごいなと思います(笑)。僕自身は器用貧乏タイプなのですが、もっと攻撃力に特化した人、防御力が高い人などそれぞれのスペシャリストが居ると会社全体が盛り上がるんじゃないかと。目立つ人がどんどん入ると、会社としても楽しくなるし良いと思います。

卜部:今後、会社にはどうなっていってほしいですか?

飯田:このまましっかり大きくなってほしいなと思います。ただ、まだまだ当社って、エンジニアに限らず権限移譲できていないなって思うところもあるので、一言でいうと騒がしい若者がもっと頑張ってくれると良いなと(笑)。もっと若者がでしゃばって前に出ると、更に良くなるんじゃないかなと思います。

卜部:平均年齢を下げるもの良いかもしれないですね。

飯田:メインタスクを持っている人の平均年齢も下がって良いと思います。めんどくさいことは僕らがやるので、目立つ案件で、面白くて、実績になるような仕事はどんどん若い方にやってほしいです。渡せるものがあれば渡していきたいですし、子どもができてからは自分で・自分がやりたい!よりも、与えられる人になりたいなと自然と思うようになりました。

若手の層が僕らに怒りにくるような組織になると、さらに良い会社になるのかなって。技術的にもひと通りできるようになって、もうワンステップ上がるかくらいのフェーズが30歳前後だと思います。うちの会社にはその位の年齢で優秀な人がたくさん居るので、すごく面白いですし、僕らが教えられることがあれば教えて、僕らより凄くなってほしいですね。

インフラチームはコミュニケーションが盛ん

青木:チームのことをお伺いしたいです。

飯田:インフラチームは関西出身メンバーが多くて、結構騒がしい気がします(笑)。

青木:意外です。もくもく作業されているイメージがあったので。

飯田:もちろん、集中して作業する時は静かですよ(笑)。話しながらサーバーシャットダウンとかするわけにはいかないので。

卜部:本番作業は話しながらするとかはないと思いますが、結構外からみているインフラはいろんなことを相談しているイメージがあります。

飯田:ここどうしたらいいかとか、皆穏やかですけど、Slackでも口頭でも会話は盛んですね。

卜部:確かに話しかけやすい気はします。この人集中してるし、話しかけていいのかなみたいなことはそんなにないですよね。当社の場合、本番作業が夜中に発生しがちとかはあるかもしれないですけど、日中はわりと話かけやすいのかなって思います。

飯田:そうですね。自分がどうしても手を止められない作業以外であれば、声を掛けられたらお話しようと決めてます。インフラで何かあると他の方の作業を止めてしまうので、基本的には他人の作業を止めてしまう部分は先にやるように心がけていますね

リモートワークは選ばない派です

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卜部:普段の生活はどんな感じですか?

飯田:朝来て、働いて、帰ってご飯食べて、本読んだり、esaをみたり、調べたことをesaにメモしたり、平日はそんな感じです。土日は子どもを幼児教室に連れて行っていて、その足で出かけたり、散歩したりすることが多いですね。何をするでもなく子どもと歩きまわったりという感じで、プライベートでひとりで何かするってなくなりましたね。

卜部:わりと規則的な生活な感じです。

飯田:そうですね。なるべく朝型にしたいなとは思ってます。

卜部:仕事的に夜中に依頼があることもありますもんね。

飯田:どうしてもインフラは深夜作業など、夜中にやらないといけない作業とかありますね。

卜部:あとは今のお仕事が日中にやり辛い仕事だったりするというのもありますよね。

飯田:できるだけ影響範囲が少ない深夜にやる必要がある作業もありますね。今までもずっとやってきたので、大してストレスでもないのですが。

卜部:とは言え、ひとりでやるのはしんどいと思いますよ。

飯田:深夜って頭がぼーっとはしているので、大事な作業は皆でやりたいです。ただ、この会社はサービスに何かあるとすぐにわらわらっと人が集まるので、責任感が強いなと思います。皆が自分事化しているというか。

卜部:そうですね。それは思います。

飯田:今までサービスがおちても、インフラが頑張るという会社もあったので、それは違うなと。だからこそ、そもそも起こさない、迷惑かけない、ってことが重要だと思います。

卜部:うんうん。

飯田:極力短期間でなるべく出来る限りきっちりやるってことを心がけています。

卜部:それ以外は結構普通の生活な感じですかね。

飯田:そうですね。朝も普通に出社します。朝来たくないタイプの方も居ると思いますが、CSとか営業の方とか他の方が来てる時間には席に居たいなって思ってます。

卜部:それは昔からそうです?

飯田:わりと昔からです。インフラって質問されることも多いので来ちゃいますね。なるべく皆が稼働している時間には来た方が良いかなと。

卜部:雰囲気は違いますよね。皆が居た方が良いことも多々あるし、夜中は夜中で静かで良いんですが。

飯田:昔からざわざわしている方が好きで、その方が集中できたりします。ひとりで静かだと眠くなっちゃうんですよね(笑)。

卜部:一方で夜遅くまでやっていて、なかなか起きれないって方もいらっしゃいますしね。

飯田:そういうパターンもあると思います。前職では、遅刻が常習的になるメンバーも居たので、そういう時は飲みに連れていき、「ちゃんと来てくれよ。最近何か大変なの?」って言ったりとかもありました(笑)。

卜部:(笑)。

飯田:そういう方って技術的に優秀だったりもするんですけどね。

卜部:ちょっとあるあるかもしれないですね。

飯田:自分にとって集中できる時間なのかもしれません。それだったら、そういう制度を合理的に選べる会社だったら良いんじゃないかなと。

卜部:当社の場合は、一部リモートワーク制度もスタートしていたりしますよね。在宅勤務が選べたら選択されますか?

飯田僕は、選べたとしても選ばないです。自分に甘いタイプですし、家で集中できないので。家族が調子悪いとかだと別ですが、基本的には会社の方が集中できますね。

卜部:結構分かれますよね。在宅勤務したい派と、したくない派と。結構きっかり分かれている気がします。

飯田:エンジニアの方はリモートワークしたいっていう方多いんですかね。僕はなんか寂しいので、嫌です(笑)。

卜部:僕も家だとあまり集中できないんですよね。だから、するにしても家じゃない所かな。スタバとかカフェとかでやれるのならそれはありかもしれないと思います。

オープンソースにコミット

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青木:卜部さんへの質問があれば、ぜひぜひ。

飯田:こういう会社に入ったので、僕もオープンソースにコミットしようと思ってるんですが、どの辺りをテーマにするかを迷っています。ミドルウェアの使い方とかを記事にしてブログを書くとかは貢献になるかなと思っているんですが、せっかくだったらコードを書きたいなぁとも思っていまして。

卜部:今だと飯田さんはDBをやっておられるので、DBまわりとかですかね。例えば監視とか。

飯田:そうですよね。監視系は強くしたいなと思っています。

卜部:おそらくイチから全部自分で書くのは超辛いと思いますが、監視用の監視ツールみたいなものがいくつかあると思うので。

飯田:そうですね。golangとかでそういうツールがあるとモチベーションが上がりそうです。

卜部:deployと混ぜることになると思うので、deployすると監視されているみたいな状態にすると、面白そうです。他には、バグを見つけた時にバグを見つけたよって報告するようなものでもありがたいですけどね。

飯田:なるほど。オープンソースにコミットしている人に向けては、とても尊敬の念があります。これまで目の前の仕事や対応を優先しがちでしたが、今後はやっていこうと思って、ここで宣言しておこうかと(笑)。

卜部:宣言した方が良いというのはありますね。

飯田:マネーフォワードに来たら、金子くんがあっと言う間にコミッターになっていたので、それ自体は喜ばしいんですが、悔しさもあるなと(笑)。

卜部:(笑)。

飯田:彼はそこにモチベーションを見出してやっていて、元々のセンスもあるかもしれませんが、やっぱりそれは彼自身のモチベーションなのでしょうね。

卜部:うんうん。それは彼自身のモチベーションだと思いますよ。

飯田:もうひとつ聞きたいのですが、フルタイムRubyコミッターって、どんな感じですか?漠然とした質問ですみません(笑)。

卜部:差し込みの仕事っていうのがまずないですと。なので、自分がやりたいことに時間が取れるのはありがたいです。一方で、ペースを付けていかないと外からの割り込みで物事がまわるわけではないので、気を付けないとだらーっとしちゃいがちかなと。

飯田:なるほど。自分でハンドリングしないと、ということですね。会社としてそこはすごく良いなと思っています。自分が働いて会社に利益が出て、フルタイムのコミッターを何人も雇えるのなら、それはそれでオープンソースに貢献しているのかなとも思います。ただ、そんなひよったことを言うとあれなので、頑張ります(笑)。

卜部:コミットされる時間ってあるんですか?

飯田:作ります(笑)。4年程はプレイヤーからは離れていたので、今の技術に追いつかないとなと思い、最近は夜な夜な技術系の本を読んでいます。

卜部:お子さんはもう夜起きたりはされませんか?

飯田:今はほとんどしないですね。自分なりに興味を持てる良いテーマを見つけて、ちょっとずつでもやっていきたいです。僕自身は、良いミドルウェアを使ってうまく問題を解決することが好きなので、興味のあるミドルウェアがあると、そこにちょっとでも貢献できると良いなというのは漠然とあります。Pumaのコードとか一時ちょっと読んだんですけどね。

卜部:おお、そうだったんですね。

飯田:もうちょっと下周りで、あの辺りかなぁというのはありますね。そこで自分好みのミドルウェアとかあるとモチベーションが上がるんだろうなと。

卜部:Web周り、Webサーバーとかですかね。

飯田:そうですね。

卜部:nginxのミドルウェアとか書けば良いと思いますよ。

飯田:良いですね。その辺りからモチベーションを探してみます。

Mission/Vision/Valueに共感できる人と

卜部:最後に、これから一緒に働きたい方へ向けてどうぞ。

飯田:昔って自分に出来ないことができる人がいいなって思ってましたが、最近は一緒に楽しく働ける人だったら良いなと思います。

卜部:なるほど。

飯田:ふざけてるように聞こえるかもしれませんが、結構、真面目に大事だと思います。マネーフォワードにもMission/Vision/Valueがありますが、会社のビジョンや企業文化って凄く大事だなと思っています。誰にでも合う会社はきっとないと思いますし、楽しく働ける人ってスキルが高いだけではなく、カルチャーフィットしている人だと思うんです。当たり前のようにミッションやビジョンが腑に落ちて働ける人の方が自然とモチベーションも高くなりますよね

そこが合わない人が入ってくると絶対にどんなに仕事ができても不幸だなと感じます。会社のステージとかもあるので、途中で合わなくなったり、やりたい仕事と違ってきたので離れる人も居るかもしれませんが、カルチャーマッチするかどうかの軸がブレなければ後はタイミングの問題だと思います。自分が働きたいステージなのかとか、そうじゃないかとかはいずれにせよあると思いますが、会社としてまとまっていけるんじゃないかなと考えています。

当社は、お金をテーマにしてユーザーの課題を解決するっていう点はブレていないと思いますし、ちゃんとした意思表示があるのでそこは信頼できるし良いなと。だから、そこに共感してくださる方に来てほしいですね。

プラスアルファで、社外の人にもこの様な話が語れる人がもっと増えるとカルチャーとしても強くなるのかなと。僕自身も、意識的に社外の人にもそういうこと言おうかなとは思うようになりました。長くなりましたが…そんな感じです(笑)。

最後に

今回のインタビューを読んで、マネーフォワードに興味を持たれた方は是非、以下のボタンをクリックして頂ければと思います。

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