家計簿を始めるなら1月!

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いつもご利用ありがとうございます。
松の内も過ぎてしまいましたが、本年もマネーフォワードをよろしくお願いいたします。

一年の中でも1月は、マネーフォワードにとって大切な月になります。
それは、世の中の多くの人が、1月から家計簿を始めるからです。

過去10年間にGoogleで検索された「家計簿」という言葉のボリュームを見ると、毎年の1月(赤丸の場所)が他の月に比べて、かなり検索回数が増えていることが分かります。

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(出所)Googleトレンド、赤丸は筆者追加
 

なぜ、1月から始める人が多いのか。

年末に結局お金を使いすぎてしまった上、お年玉で大盤振る舞いしてしまった方も多いのかもしれません。ツイッターでもそんな反省から、マネーフォワードを今月から始めたユーザーの方がちらほら見られています。ただ、それだけではなく、1月から始める人が多いのには、科学的な裏付けもあるようです。

多くの人にとって、家計簿を(特に初めて)つける行為は、努力を要するものになります。記録をつける手間に加えて、目にしたくなかった「本当の」収支を見てしまったり・・・

そのような中、心理学には、こういった努力を要する習慣を続けるためのいくつものヒントがあります。ニューヨーク大学のGollwitzer教授などが進めている意識や習慣化に関する研究では、様々な要因が人々の「無意識」に与える影響に着目しています。その中でも、1.周囲の行動や、2.自分の他の行動が持つ影響には、家計簿に当てはまる点が多く見られます。

周囲の行動としては、たとえば先ほどのツイッターの例のように、周囲が家計簿をつけはじめた、というつぶやきは、大きなインパクトを持ちます。特に自主的に家計簿をつけはじめた人が、他人が家計簿を始めたというつぶやきを見ると、その場で意識していなかったとしても、その後の習慣を強化する刺激になります。

また、年の初めには書き初めや初詣など、ある意味真面目なイベントが続きます。更には運動を始めたりする方も多いでしょう。このような、自分が他に取っている「真面目な」行動が、つけはじめた「家計簿」も真面目に続けよう、というモチベーションに働きかけることも知られています。一時的であっても、このような習慣が始まれば、一部の人であってもその後、うまく生活にフィットし、続く人が増えてくる、ということになります。

そんな外部要因が多くの人にとって、家計簿を数日でも続けるモチベーションになるのかもしれません。

もちろん、周囲の熱が冷めてくるに従って、また、自分自信の熱意が下がってくる中で、この目標達成に向けたモチベーションは下がってきます。マネーフォワードは、そんな時にこそ、自動で(勝手に)家計簿を作成し、いつでも最初のモチベーションを取り戻せるツールとしてお役に立てればと、考えております。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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