5月11日は母の日。
まだまだ一週間強、準備が可能です。筆者はもちろん、これから焦る予定です。
バレンタインに引続き、母の日に関連した統計を調べて見ようと思います。
さて、母の日のギフトといえば、花です。
10年ほど前の推計になりますが、第一生命経済研究所によれば、母の日の市場規模は2,000億円強とのこと。
同社の取り上げた調査では、母の日のプレゼントのうち57%を花や観葉植物が占めていたようです。2位の衣料品26%とは、大きな差があります。
矢野経済研究所の調べによると、日本では生花市場の規模は約1兆円強の市場規模があります。
仮に、母の日効果の2,000億円の半分の1,000億円が生花に用いられているとすると、日本の花屋さんの売上の約10%は、母の日市場によるものになります。年に一度のビッグイベントといえるのかもしれません。
ちなみに、米国の生花市場の規模は3.4兆円程度、母の日のお花市場も1,900億円程度と、日本の人口の三倍がいて、もっと花を贈り合うイメージの割には、控えめな印象もあります。
原産国別では、コロンビアが78%と、国外にその多くを頼っています。日本市場では国産の花がその多くを占めているのとは、少し対照的かもしれません。
ちなみに、第一生命経済研究所によると、父の日の経済効果は1,800億円強とのこと。
お父さんは、平均的にはお母さんに10%ほど負けているようです。
10%くらいは巻き返せるよう、筆者も頑張ろうと思います。
Photo by denniswong