2015年は日本でもFintech投資がより加速する年といえそうです。
2015年の国内Fintechベンチャーによる資金調達額(株式ベース)は、既に公表されている案件のみでも52億円と、上半期のみで昨年の55億円に既に肉薄し、通年ベースでは倍増する勢いとなっています。
2013年以来、Fintech系ベンチャーは資金調達を加速させてきました。
2014年には既存のプレーヤーによる追加的な増資も見られました。また、弊社を含めて会計サービスが存在感を発揮していた中、資産運用サービスや金融情報提供など、その中身も多様化してきた傾向があります。
2015年に入ってからはメタップス社による43億円の増資が一大要因となっています。一方で、金融審議会における銀行の業務分野拡大や、海外におけるFintech投資の更なる加速など、下半期もこの傾向は継続する見込みです。既に上場企業間では三井住友銀行とGMOインターネットとの業務・資本提携等、大型の動きが出ており今後の更なる動きが注目されます。
※弊社ではFintech動向に関するお問い合わせも承っております。図表の引用等、お問い合わせは広報担当までご連絡下さい。
株式会社マネーフォワード 広報担当:菅原、柏木
Tel:03-6453-9160
E-mail:[email protected]