1月15日にフィンテック研究所の新年会を開催いたしました。
ご参加いただきました皆さまには改めて感謝申し上げます。まことにありがとうございました。
2016年は、Fintechの実体化に向けて動き出す一年と考えています。
2015年中、大きな注目を浴び、異例の速さで体制整備が進んだ中、日本よりも海外が進んでいた実際の投資活動や、企業活動、サービスといった実用化フェーズへと、日本も向かう準備が整いつつあります。
2016年はFintechは早くも第二世代といえるような、個別の再定義へと進んでいくことが予想されます。
2016年のFintech from Toshio Taki
現在進んでいる通常国会の中で、複数のFintech促進に関する施策が定まり、実施に向けて進んでいく見通しです。
範囲の広かったFintechというテーマから、例えば事前登録型の決済がECや予約等のサイトに導入されたり、ピンポイントでの商品のレコメンデーションといったキーワードへと、注目が移っていくものと考えられます。
不確実性が高い世界では、これまでとは異なる行動様式やリスクテイクのあり方が求められています。そのような中で、ある程度は海外のプレーヤー・制度がベンチマークとなるものの、実際にユーザーの利益に資するサービスであるのかが、シビアな目線をもって見られていくものと思われます。
本年、研究所ではそのようなトレンドも含めて発信していければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。