余計な心配??宝くじに当たったら不幸になる?
「宝くじの呪い」を解く4つのポイント

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一攫千金を思って購入する宝くじ。

しかし、いざ当たったとなると、お金を巡って色々な危険が待ち構えているらしいのです。

ネット上では高額当選の末路として、家族や財産、ましてや命までも失ってしまった例がたくさん見つかります。誰しもこんな思いはしたくないですよね。

そんな「宝くじの呪い」を回避するためには、当選の直後から、お金の計画をしっかりと立てることが大切です。この問題を取り上げたMint.comのブログを参考に、日本で宝くじに当たった場合を想定した、4つの余計な!?アドバイスをご紹介します。

A. すぐにやること1 税理士、弁護士に相談する

宝くじの当選が周りに知られ始めると、自分も一緒に買っていたと名乗り出たり、知らないお客さんまでもが現れてくる可能性があります。また、身内でも相続やら遺言やら、家族を巻き込んだ争いにもつながりかねません。

当選し興奮した状態では、このような変化にもなかなか冷静な判断ができません。

よって、できるだけ早く、税理士と弁護士に相談をしましょう。間違った知識でいらぬ争いを避けるだけでなく、トラブルに慣れた人たちが、具体的に冷静さを保つお手伝いをしてくれます。

B. すぐにやること2 FPと一緒に予算を立て、生活を「変えない」

次に、FPに頼んで、今後の生活の予算を立ててもらいましょう。

お金を得ると、ちょっとぐらい贅沢しても、、と思ってしまいます。これらが、長きにわたって自分を幸せにしてくれるものか、FPとの相談で明らかにしておく必要があります。その後、ちゃんと予算を立てて、お金の使い道や、残し方を守っていきましょう。

なお、当選金を受け取る場であるみずほ銀行では、高額当選者に『【その日】から読む本』という冊子が渡されます。その内容では、当選した興奮とうまく付き合い、落ち着いたらこれまでのローンなどの返済を優先すること、などが書かれています。

一度でも、この本を受け取ってみたいものですね。

C. すぐやってはいけないこと 仕事を辞める

お金を手に入れた瞬間、誰しも頭をよぎるのは「もう働かなくても良いのでは」ということではないでしょうか。
実際に、英国の調査では、億万長者となった当選者の59%が、すぐに仕事をやめていることが判明しています。

しかし、仕事をやめると気づくのは、手元にあるお金の使いみち。空いた時間でなおさら贅沢となった生活が続くと、限りなく見えた資産も底を尽きてくる話が、冒頭の例の人たちのストーリーからは見られます。

また、仕事をすぐに辞めるのみでなく、さらにやってはいけないことの一つは、これまでの仕事を急に辞め、これを機に起業することです。
お金を持っていることが、あなたの起業家としての素質を高めるわけではありません。本当に良い事業であれば、そもそも当選に関係なく始められていたはず。専門家と相談しつつ、じっくり時間をかけて働き方については決めましょう。

D. すごくやってはいけないこと 人との付き合い方を変える

高額当選を機に、お世話になった人たちに高額のプレゼントを振る舞う人がいます。しかし、プレゼントは所詮プレゼント。それ自体が、あなたの性格や関係を表すわけではありません。冒頭の例でも、周囲に振る舞ったプレゼントがきっかけとなって、周囲から見れば「タカられ続ける」だけの存在となってしまった例も多々あるとのこと。

また、人付き合いの方法が変わらないか、の注意も必要です。お金は、色々な機会を拡げてくれる一方、数字の大小が生む、上下関係の目線も少なからず持っています。資産の残高に振り回されない人付き合いこそが、幸せなお金の使い方にもつながっています。

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ここまでお読みの方にはお分かりの通り、上記は宝くじに限らず、相続や、ふとしたボーナスなど、急にお金を得た時にも当てはまることばかりです。
高額当選は遠い世界の話かもしれませんが、急な収入は誰にでもありえること。それまで維持してきた生活を、お金があることで急に変えてしまうことがないよう、上記の4つを覚えておきましょう。

高額当選を祈りつつ。。

Photo by sophistechate

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